インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
キューブリックに物申す! ★★★★★
SF映画の不朽の名作「2001年宇宙の旅」はダーウィンの進化論を肯定した上でその遥か彼方の高みにある“神の意思”をテーマとして暗示された名作であった。地球誕生という“天地創造”も、生命の発祥も、そして人類が斯くも文明を発展させ進化を遂げたのも、全て“神の意思”による思し召しで、数十億年にも及ぶ壮大な進化の歴史も神にとってみればほんのひとときの“お戯れ”に過ぎない!という事だ。


チェリ盤の四番「ロマンティック」を聴いた時、思わず“これは娯楽を超えた宗教的儀式だ!”と唸らすにはいられなかった。そして常に神への深い畏敬の念を懐いて創作を続けたブルックナーがその最晩年に完成させた大作「八番」からは儀式を超越した明確な“神の意思”を目の当たりにさせられた気分だ。 チェリが終生こだわり続けた“響きの芸術”の荘厳さがブルックナーの音楽を“神の意思の領域”という崇高なる高みにまで昇華させたのだ。 もし50年前にこのディスクが世にあったとしたならばスタンリー・キューブリックはこの名作「2001年宇宙の旅」にあのR・シュトラウスが如きうわっ面だけの低俗音楽を使用しただろか?否!おそらくこのディスクの終楽章のゴーダを聴いたならば間違いなくこちらに差し替えていたに違いないっ!・・・とつい勝手な妄想を膨らませてしまう程、崇高なる芸術だ。



追伸 星五つとはいえ、これは狂信的な“チェリ教徒”としての評価であり、聴き手の好みによっては強烈な拒否反応を示す場合もあるだろう。とにかくご多分に漏れずチェリの歩みは遅い! しかし、スピーカーから放たれるこの神々しく荘厳な響きに目を瞑ってじっくりと身を委ねて頂きたい!神の意思は感じないまでも“このテンポでなればこの響きは醸し出せないんだよぉ〜チミ達ぃ〜!”というチェリのみ声は聞こえてこないだろうか?聞こえた貴方は立派な“チェリ教徒”の一員だ!
さぁ!一緒に“チェリ教”の深みにハマりまくろう!!
もう、圧倒される ★★★★★
 ブルックナーの交響曲を聴くとき、番号の若い方から順番にきいて行くと、新しい発見ができる。過去の交響曲の曲想や断片が、後半の交響曲には、織り込まれていて、まるで長い道をいっしょに歩いてきたものだけが分かる、懐かしい気持ちがこみあげてくる。
 この8番は、当時のオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ2世に献呈された。
 第5番と並ぶ演奏時間が80分を越す長大な作品は、音楽ととも過ごす至福の時間が、どうか、終わらないでください。と思いたくなるほど、心地がよい。音楽を聴くというよりも、音楽に身を委ねる。そんな心地よさなのだ。

 いつかは終わる。しかし、終わりを限りなく遠ざけてくれて、緊張を持続させてくれる、チェリビダッケ=ミュンヘンフィルがお奨め。
最悪のブル8 ★☆☆☆☆
最近出たアルトゥスのブル5東京ライブは掛け値なしの超名演だ。個人的にはヴァント&ベルリンやケンペ&ミュンヘンの名演を超えた考える。とにかくこの演奏ほど物理的時間を超越して音楽時間というものの至福を味わわせてくれるものはない。
ところが、この8番は最悪のディスク。大阪フェスティバルホールで実演にも接したことがあるが、こちらはライブだけにさらに最悪だった。理由は言うまい。とにかくやたらと物理的時間だけが気になる退屈の極みという演奏だった。CDはまだしも増しか。ストップすればよいのだから。ほんとにチェリビダッケは分からぬお人だ。
4次元的表現のブル8 ★★★★★
長い、とかデフォルメしすぎなどの評判もあり、評価の極端なチェリビダッケのBrucknerですが、私もこれはひとつの芸術の到達点という意見に賛成です。改めて音楽というものが再現芸術で空間だけの3次元でとれるのではなく、時間軸も含めて4次元的に表現されるべきということを痛感しました。たしかに時間を計測すれば110分を超える長大さですが、聞いている間はまったくそれを感じさせません。そういった意味でブル8の名演の1つにあげられる傑作だと思います。これに感銘を受けて他のnumberも買いあさり始めたのですが、このシリーズはそろそろ廃盤の雰囲気を漂わせています。ご購入を考えられている方はお早めに購入することをお勧めします。
Slow but gorgeous. Enjoy! ★★★★★
This is the most stunning realization of Bruckner's mightiest symphonic utterance ever committed to disc. And spanning one hundred minutes plus, it is probably the slowest of all - but not at the expense of the structural cohesiveness and the beauty of the orchestral timbre. I personally think that this music should be played as slowly as possible if a conductor and an orchestra can sustain the tempo. Here they do! Gorgeous in every respect.