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ほんとうの空色 (岩波少年文庫)

価格: ¥672
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
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名作です。 ★★★★☆
私の大好きな本です。
昔ハードカバーで持っていましたが親が勝手に人にあげてしまいました。
そのときの物と訳者は同じですがイラストが違ってがっかりしました。あのイラストに夢を馳せたのですが。あのイラストで復刻してほしいと思いますが、現在入手できるものはないのでしょう。(出版社が違うのかしら。)
でも良書ですので星4つ!
学習雑誌の付録で多くの人の心に残った ★★★★★
小学生時代に購読していた「○○年の学習」の付録に薄い文庫本サイズの小説がありました。その中の1冊がこの作品でした。ある方法で作った青色の絵の具を紙や板に塗ると、そこが本当の空のように晴れたり曇ったり夜空になったりするという物語です。主人公の半ズボンに最後まで残った絵の具の染みが切なく、心に残る物語でした。

付録に収録されていたのは分量から推察しておそらく抄訳だったものと思われます。その後、雑誌の投稿欄か何かを通じて、この本の原作を探す動きがあり、僕も「みつかった?」「いいえ、まだ」などと見知らぬ女性と手紙を交わした時期があります。

1971年に講談社から出版されたらしいのですが、特に気づきませんでした。これは絶版となり、復刊ドットコムで67票を獲得したあと、岩波書店から刊行されたのがこの本です。大人になってからも、時折思い出した心に残る物語、ようやくほんものに出会うことができました。

不思議な味わい ★★★★☆
貧しい主人公は絵の具さえ買えない。彼が手に入れたのは「ほんとうの空色」だった。不思議な出来事のあと、大人になった彼が見た「ほんとうの空色」は・・・。英語圏のと違った(ハンガリー)不思議な味わいのファンタジーです。