開業準備のため購入しましたが、読んだ後、何だか？？？？ですね。
百戦錬磨の実務と理論という副題が、あまりにも業務範囲が広い行政書士に対する本としてはまとまりがつかなくなっているかもしれません。むしろ、業務内容に迷った時に参考にする参考書として役立てたいと思っています。

レビュータイトルのとおりです。

内容的には良いものであると思います。
前作を私は読んでおりませんので前作と何が変わっているのか比較はできません。

確かに内容は良い。
しかし、正直なところを言わせていただきますと　内容と価格が釣り合っておりません。
適正価格はこの半分といったところでしょうか。

ご存じのとおり、行政書士の業務は幅が広いものです。
本著はせめて　その主要なものについて業務を進める上での的確な手順が示されているのかと考えて、私は購入したわけですが、その期待は見事に裏切られました。

結論から言いますと、懐が温かく且つ　時間があるならば　どうぞ購入して下さい。
また、なんとなく本棚に飾りたいということであれば、同じくお薦めいたします。

しかしながら、業務に実践的に役立つ書物が欲しい　という方にはお薦めいたしません。

心が揺れていらっしゃる方は、ぜひ書店にて実物を手に取られてから再考するようアドバイスさせて頂きます。
もしも、古本として半額以下にて販売されているのであれば、”買い”かもしれませんね・・・。

これから行政書士を目指そうと考えている方の指標になるような気がします。申請の細かい部分までは書かれていないものの行政書士はこうゆう職業なのかと分かるような本だと思います。

これを読むと、行政書士の魅力が半減してしまう方もおられるのでは?悪く言うと、とにかく書かれている事が、｢古い行政書士｣についてばかりなのだ。新しい分野への進出が著しい今日のような行政書士を目指す方にとっては非常に物足りない内容かもしれない。もちろん、古来からの行政書士業務に興味がある方にはおすすめできるが。

　行政書士開業を考えている人にお勧め。私も資格は持っているもの
の、「行政書士ってなに？・どんな仕事をするの？」という、基本的な
ことがわかっていなかったので、いざ「開業！」を考えても、何をする
べきかもわからない状態でした。
　そこで、この本を読んで、実際に準備することや仕事の内容がやっと
わかってきました。特に、著者の行政書士事務所の実情が、収支計算書
まで載っていて冷静に「開業」を考えることができます。
　また、他士業と比較た行政書士の業務の範囲の説明や、仕事で必要な
書類の種類など、開業後も必要な本だと思います。
　少々難しいところもありますが、行政書士を目指す者として、基礎的
な部分知識を得ることができます。