総論部分はさすがベテランと唸らせる文章であるが、各論に入るとがっかりした。
内容がお粗末という意味ではない。内容がフィットしないのだ。
即ち地域性があって当方の地区に合致しないのだ。
だから役に立たない。これは致し方ないのだ。
それを承知で読むなら問題ないが、初心者が本書を読んで金科玉条のものとするとトンデモナイこのになる。
ベテランが読んで地域性を再確認するにはちょうど良いのかもしれない。
だけど書式例が今ドキ手書きなのはいただけない。
実用性に疑義があるが、ベテランの到達点を知るのには好ましい。

来年開業のために購入して読みましたが、かなり真面目に書かれていて値段に見合う本であると思います。ただ、ある程度、自分でやろうということを決めておかないと、読んでいるうちに迷いが生じてきます。行政書士は業務守備範囲が広範にわたるため、入門的なものを読んでからこの本に入るといいと思います。
既に、成功している方々が書かれているのですが、大きな蓄えが無い限り、この仕事で食えるまでのカネを稼ぐ手段も忘れずにしておいたほうがいいと思います。資格を持っている私が開業を伸ばしているのもそれがあるからです。
ただ、食えますか？なんてことは考えないほうがいいでしょうね。新しいことにチャレンジできる、新たな人とのつながりができる、自分のやり方で営業できる、なんてワクワクしていないとやっていられないと思いますぜ。弁護士でも司法書士でも医者でも行政書士以下の収入の人はいるんですからね。