指将棋が強い・弱いに関わらず楽しめる一冊。
勝浦九段は詰将棋の名手ですが、その詰将棋著作は数点だと思います。
すっきりした詰将棋がたっぷり200題。
詰手順を味わうことで、棋力向上、上級者のトレーニングにも最適の一冊だと思います。

まずこの文庫サイズですが電車等で読むには最適の大きさです。
肝心の作品ですが、勝浦９段は、詰め将棋でも結構有名で非常にすっきりとした
ものがそろっています。
要するに詰ましてみようかなと意欲のわく作品集でした。
（スポーツ新聞に載るのは詰まそうかという作品が多い）
７手〜１３手までのそこそこ中級向きですが値段からいって損のない１冊です。
最後の方に15手詰　5問　19手詰　1問と長手数の問題もあります。

この詰め将棋は、内容はもちろんですが解説が結構的をついていて好感が持てます。