ERPにおける基本機能
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ERPシステムとERPシステム導入における業務改革・改善をSAP R/3システムの画面を多用して、ERPの意義や意味をわかりやすく説明している教科書である。この手のビジネスプロセスの設計・改善をする問題点は、1つとして正解はなく、高いコンサルタント料を払い続けても運用・継続は永遠のテーマである。企業がいかにERPシステムを使いこなし、成功したと言えるのは社内コンサルタントが育成され、実践されて初めて価値観と効果が実感できる。この教科書は、如何に現場に活用するための基礎を学習し、その学習からどのように業務改善をするかを勉強できる。
タイトルどおり
★★★★☆
入門というだけあり、
ビジネスプロセスと、ERPの機能について簡単に説明されています。
内容は、ケースシナリオが書かれているのでわかりやすいです。
ERPといえばSAPですが、その機能の簡単な利用方法もわかるので有用です。
SAPを知りたいという人はSAPの公式本を読むといいかもしれませんが、
ビジネスプロセス全般とERPという関係を簡単に押さえておきたいというのであれば、
こちらのほうが良いと思います。
使えるSAP-ERP入門書です
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私はPM歴20年ですが、これまでSAPもERPも未経験でした。それがひょんなことからSAPによるERP導入のPMをやるハメになり、大急ぎで勉強する必要があり、この本を買いました。
はい、この本は、そんな「SAPとERP、そしてPMとしての押さえどころを大急ぎで理解したい」というPMにオススメだと思います。
PMとしては、プロジェクトのマスタープランと、重要なチェックポイントをつかむことが大事ですので、この本はそういった「概要、アンド1レベル掘り下げた詳細」をカバーしています。
またPMは、SAPのことなんかなんにも知らないクライアントにわかりやすく説明してあげることが必要です。この本は、その目的を満たすのにも 程よく役立ちます。
SAPアプリ開発導入の詳細はSAP専門のSEに任せればいいので、PMとしては知る必要がないです。(そういう専門書はとても高いので、PMには費用対効果はありません)
中級者向けのERP適用メンバー向けの参考書
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図解の入門書の次あたりに読む位置づけになると思います。
SAP R3を題材にビジネスプロセスへのERP適用を行う場合の仮想事例で解説が進む形式で、
比較的読みやすいと思います。