1995年発表の6枚目のオリジナル。ブレイクの予感という言葉が彼らに対する常とう句のようになりつつあったが、ついに予感的中。先にリリースされていたシングル『ロビンソン』がミリオンセラーの大ヒットを記録。続く『涙がキラリ☆』の成功という流れが起爆剤となり、本作は200万枚というセールスを叩き出し、多くのファン獲得につなげた記念すべき1枚となった。それまで彼らが追求していたであろう、「スピッツ」ぽさというものもうまく形にできており、代表作と呼ぶにふさわしいものとなっている。(春野丸緒)
クローバーいいね!
★★★★★
僕はほぼクローバーをメインに聞きます。名指しで言ってる人がいなかったので書きました。
まさに空間をかんじる優しいエナジー。
一番屈折したすげえ歌詞感が活かされた曲だとおもうんですが、、
スピッツて、曲によってイメージが全くちがうので、売れたバンドは聞かず嫌いな感があった自分がもったいなかったです。
これしか聴いてませんが、愛唱盤。
★★★★★
私は海外出張が多いのですが、インドネシアのジャカルタでも「ロビンソン」は人気ありましたね。現地のカラオケでもリクエストされよく歌いました。私の場合、こんなふうにサワヤカにはいきませんが。バーズ、ヴェルベット・アンダーグラウンド風のイントロがなんか、ノスタルジックで良い。でもそれだけかな。
超名盤!!!!
★★★★★
僕がもし、
「あなたの一番好きな
アルバムはなんですか?」
と、聞かれたら多分、
「スピッツのハチミツです。」
と、答えると思う。
それほどの名盤。
「ハチミツ」から始まり、
「君と暮らせたら」まで、
全ての曲が素晴らしく、
一度聞いて引き込まれるのは
もちろん、何時でも何度でも
聞く度にこのアルバムの魅力に
気付かされる。
スピッツというバンド自体、
捨て曲と言えるような曲のない
バンドなのだが、
このアルバムは特に素晴らしい。
スピッツを聞き始めるなら、
ベスト盤と共に是非
聴いてほしい一枚。
誰もが知ってるあの感じ。
★★★★★
このアルバムを聞くと、ふっとどこかで感じたことのあるような小さな輝きがよみがえります。
思春期の頃の、自分が知っているはずなのに今では思い出せないような感受性。
ライナーノーツにも書いてありましたが、子犬や子猫を抱っこしたときのようなむーんとした安堵感。
雨上がりのコンクリートの匂い、なんとなく薄い曇り空、胸が苦しくなるような初恋、、、、
いつか感じた、誰もが知っているあの感じ。
これを聞くと、心があの日に戻り、懐かしくて泣きたくなるような切なさがこみ上げてきました。
もう二度と戻らない「今」があったんだなぁ、とぼんやり考えることが出来ますよん。
このアルバムからのブレイクは時代がようやく彼等に追いついたのか。
★★★★★
草野マサムネ氏の独特の詞と曲調で己が道を行くスピッツがブレイクした記念アルバム。
150万枚を突破したシングル「ロビンソン」、
100万枚を突破したシングル「涙がキラリ」を収録。
が、この2曲だけではなく
3. 「歩き出せ、クローバー」
5. 「愛のことば」
7. 「あじさい通り」
9. 「Y」
と、このアルバムより前の作品と比して一般受けされやすい曲が増えたような気がする
のは私だけではあるまい。
所謂、一部のコアのファンにだけ好まれるバンド→多くの人々に好まれるバンド
へと変身した彼等だが、「Crispy!」からの変化がようやく世間的な評価を得て
実を結んだようで、内心ホッとされた方は内外に多かったと思う。
ドラマ「白線流し」に「Y」は挿入曲としても使用されており、
この頃の曲に多いことだが、ドラマとのタイアップが上手くいくかも
非常に重要であったと判ります。