宮脇檀の日常が感じ取れたスケッチ集
★★★★★
ひさびさにいい書籍に巡り会えました。
建築家 宮脇檀の「旅の手帳」という書籍。著者は娘である宮脇彩。
書籍と言うよりスケッチ、ドローイング集です。宮脇檀が亡くなる直前の数年間の手帳に記された、旅のスケッチ集です。
旅先のホテルの実測図やスケッチなどがほぼ実測で描かれており、ペンのタッチや色遣い一つ一つが手に取るように感じらます。宮脇檀の感じた風景やスケッチの時の記憶・想いが手に取るように感じられます。
建築界の巨匠でもあるアーティストの創作に関わる日常を感じ取ることが出来き、とても有益な書籍です。