じっぽ…名前と表紙の絵や配色に惹かれ手に取った児童書。
かわいいじっぽを内緒で飼うことにした小学3年生の男の子。
じっぽとの関わりの中で、男の子は成長していきます。
生き物が大好きな子どもにもお勧め！！初めは興味本位で飼い出した男の子が、じっぽの為を思ってじっぽの川を探すシーンは感動！！

たつみやさんの本は、書店で立ち読みして3ページほど読んだところですっかり気に入り、アマゾンで入手できるものすべてを買いました。面白かったので、小学4年生の娘にも読ませたら、すっかり夢中になって読んでいました。食事も寝るのも忘れて…。その中でもこの本が一番のお気に入りだったようです。でてくる河童のじっぽに見立てて、茶色いクマのぬいぐるみの顔を変形させて「じっぽになったの」と得意そうでした。ＧＢＡにはまり道だった子どもがこんなに夢中になる本、初めてでした。本離れを嘆いているお子さんにも、そして親御さんにもぜひ読んでいただきたい本です。

大洪水の翌日に、太郎がひろったモノは、なんとカッパ！初めはカッパの「じっぽ」を疎ましく思う太郎も、だんだんと弟のように思えてきて・・・。
少々、児童書らしくない挿絵のような気もしますが、今、動物を飼ってる人、これから飼おうと思っている人に読んでもらいたい一冊。