インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ヘイト船長とラヴ航海士~鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一~

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: Sony Music Direct
Amazon.co.jpで確認
ムーンライダーズのフロントマン・鈴木慶一にとって、長いキャリアの中で通算2枚目となるソロ・アルバムは、プロデューサーに曽我部恵一を迎えた"W(ダブル)ケイイチ"による奇蹟の一枚。プロトゥールスによるモンタージュとコラージュを駆使した、めくるめく迷宮へと向かう果てなき航海は、ヘイト船長(鈴木)をして「生涯最高のソロ・アルバム」と言わしめた、味わい深い名盤となった。なかでも、ライダーズ初期の傑作をニール・ヤングよろしく"アゲイン"した「Sukanpin Again」や、はちみつぱい時代の名曲「煙草路地」の再録ヴァージョンは必聴といえよう。あくまで個人的な感想ではあるけれど、本作は細野晴臣の70年代の傑作『泰安洋行』に対する21世紀からの興味深い回答といえるのではないだろうか。(木村ユタカ)
こんなに心を揺さぶられることなんてめったにないな ★★★★★
タイトルのお通り。
久しぶりに、最近の音楽を聴いて胸を揺さぶられた。
音がものすごく凝っているのは、周知の通りとしても、歌詞の言葉の使い方にことさらに驚かされた。
他の日本語詩の歌と聞き比べればよくわかるのだけど、この盤でささやかれる歌詞は、非常に意味が取りづらい。
歌詞カードを見なければ、文脈が伝わってこない。
だがそれが、悪い作用ではなく、素晴らしい効果を生んでいる。
文脈を剥ぎ取られ、断片化された一節や、もっと小さな単語という単位が、僕の頭の中にもぐりこんでくる。
そしてそれが想像力とぶつかり合い、不思議な膨らみ方をする。
まるで、違う時代違う場所から幽霊がやってきて、胸の中でざわついているようだ。

船ネタというある意味では60年代末ぐらいの海外のロックのコンセプトアルバムをなんとなく連想させるネタを持ってきているのに、この不思議な同時代性は、ネタそのものが宙吊りになって、「何かしてもいい、何もしなくてもいい」という微妙な状態になって、そのヘンな雰囲気が、これまた素晴らしい!!
慶一節は健在か? ★★★★☆
どうしたんだろう?確かに慶一節は聴けるし、相変わらずのアイディアいっぱいのアレンジや音づくりである。雰囲気は最近の一覧のムーンライダーズのと同じ香りがする。この作品を聞いたあと、私は何故かピーターゲイブリエルの「UP」を引っ張り出した。慶一は年老いた老犬だ、うまくもない唄を味わい深く聴かせてくれる。やはりこの人の血はフォークソングで肉はXTCや10ccで皮膚はムーンライダーズ、骨はロック。圧倒的な音のパワーに彼のボーカルが埋もれ負けているのが残念だ。アバンギャルドぶりも相変わらず。でも古のパワーを求めてはいけないのだろうか?誰もが老いていくのだ。
「日本ロック」の継承?! ★★★★★
元サニーデイ・サービスの曽我部恵一をプロデューサーに迎えた鈴木慶一の17年ぶりのソロ。しかし、おじさんリスナーの私には「曽我部」って誰? にわか調べによりますとライダースの「恋人が眠ったあとに歌う唄」の作詞をやっていたのですね。そのほか「はっぴいえんどのトリビュートアルバム」や「赤色エレジーマニア」等我々世代のロッカーへの接近?が目につきましたよ。ふーんそうなんだ。 でも慶一本人がラジオで語っていましたが、プロデュースを他人に任せた分、作品作りに没頭できたそうですよ。

 このアルバムはそのタイトルや写真を見てもわかるように「航海」をモチーフにしたコンセプトアルバム。自身がプロデュースしたあがた森魚の「日本少年(2000系)」に思いを馳せらせる。しかし詩そのものは直接「航海」、「海」といった単純なものではなく、敢えて言えば慶一とっつぁまの現時点の人生観を歌ったもの。日本最長現役バンドのリーダーにふさわしい内容と言える。ライダースのアルバムのように、他のメンバーの曲がちりばめられていない分、やはりこれは鈴木慶一ワールドです。かつての自身の名曲のリフレインがあったり、何度も聞き、歌詞も読み返したい、味わいのある作品群です。特に「自動販売機の中のオフィーリア」は気に入りました。

 
是非ともマルチch環境で! ★★★★★
ライダーズファンという事もあり、このアルバム自体は発売日に購入し、iPodやPC用スピーカーで頻繁に聴いてました。そんな折、自宅に5.1ch環境を導入する事になり、あらためてマルチch環境で聴いてみました。はっきり言って目から鱗でした。全く別の作品のようで、聞き慣れていた楽曲にも関わらず新鮮そのもの。一粒で二度美味しい・・と言ったらいいのでしょうか? ハッキリ言ってこの値段はお得過ぎます。
このアルバムを購入する人は、是非ともマルチch環境で聴いてみてください。音の洪水です。新たな感動を体感すること間違い有りません。マルチch録音ものに関してはあまり詳しく有りませんが、自分の知る限りライブ一発録りのものが中心で、スタジオ録音でここまで凝った作品は、珍しいのではないでしょうか? 本当に、慶一さんの新しい事へのあくなき探究心には感服します。(余談ですが、モノラル仕様のLPも購入してますが、こちらはまだ聴いてません。)
おめでとうございます! ★★★★★
レコード大賞優秀アルバム賞おめでとうございます!!

昔からのファンからするとちょっといまさらこんな大きな賞を
慶一さんが貰って気恥ずかしい気もするのが不思議です。

これでもっとファン以外の人にも聞いてくれるチャンスが増えましたね!

聴いたこと無い人はぜひとも聞いてみてください。