2006年で生誕35周年を迎えた、石ノ森章太郎原作による「仮面ライダー」シリーズの最新作。集大成的な意味合いか、過去のライダー・シリーズの特徴が設定や技に盛り込まれており、また平成ライダー・シリーズを盛り立てた石田秀範、田崎竜太、長石多可男らの監督がこぞって登板している。
人間社会に潜伏するワームと闘う秘密結社ZECTが開発した戦闘システム「マスクドライダー」を用いてライダーとなる天道総司は、これまでのヒーローにはめずらしい、オレ様系キャラ。そのブチ傲慢な態度と、毎回発せられる「おばあちゃんが言っていた…」語録がなかなか楽しい。カブトとなる天道以外でも、ザビーに変身する影山、ドレイクに姿を変えるメイクアップ・アーティストの風間、サソードの神代ら、仮面ライダーとなる人物たちが、皆エキセントリックな、強烈な個性の持ち主である点は新機軸と言えるか。(斉藤守彦)
カブトのデザインは最強!!群像劇としては良作です。
★★★☆☆
仮面ライダーカブトのDVDです。
この作品、水嶋ヒロ君と山本裕典君がブレイクしたドラマなんですよね。
まず、カブトのデザインに注目。
カブトムシをモチーフにしたデザインなんですが
メカメカしいのに異様にかっこよかった。
一瞬の時間の中を高速戦闘で戦うクロックアップも、カッコいい。
スタイリッシュで都会派なデザインと背景設定でした。
敵は人間に成りすまして入れ替わっているワームという生物。
実は本当の自分は死んでしまって、自分がワームと気づいていない人も多いんですね。
記憶と自分の存在の定義を追及したお話もあります。
前半は対ワーム攻撃組織ZECTの非情さと冷徹さ、
その組織の中で生きる加賀美(佐藤祐基さん)君と己の生きる道をそのまま行く
天道君=カブト(水嶋くん)のやり取りは絶妙で面白いです。
ただ後半、加賀美君がガタックになってからは
話の印象が散漫になって行き当たりばったりになった感じです。
その代わりに仮面ライダーサソード=神代剣(山本くん)のドラマが異常に濃いです。
ギャグなお坊ちゃんなんだけど運命は歴代ライダー中、もっとも過酷だった。
最初から人生終わっているのに世間知らずなお坊ちゃんが
ちゃんと成長して、自分で決着をつけるんですね。
他にもドレイク、地獄兄弟と人間ドラマは濃いです。
最終的には天道くんを食ってしまった感じがあります。
シナリオの根本(ワーム関係)が最終的には分解気味だったのですが、役者さんは全員熱演でした。
若者(ライダー)だけではなく、脇の加賀美父、三島、田所さん、ワームの皆さんも渋かった。
それだけに根本のドラマが崩れたのが本当に痛い。勿体無いお話です。
特に最終回数話はいい加減で・・・うーん(涙。
メインドラマを抜きにして群像劇として視聴するにはかなりの良作だと思います。
カブト…最強にして最高!
★★★★★
俺は仮面ライダーシリーズは「仮面ライダー555」以来見てませんでした…しかしこのカブトを見た時、(ヤベェ!!カッコイイ!!!)と純粋に思ってしまいました!カブト自体のデザインもかなり気に入っていますし、なにせモチーフが昆虫というところがまた良いです!必殺技もライダーキックとシンプルでとても良いです!この「仮面ライダーカブト」は平成で1番好きです!!
カブトの最盛期かもしれない
★★★★★
私は平成ライダーでも一番カブトが好きだが、そんな私でもガタック登場偏以降には不満が多いです。
しかしこの1巻の頃はかなり気合い入っています、安心してオススメできます。アクションやCGは平成ライダー1の出来だと思います。まぁとにかくカブトがカッコ良すぎます。
パターンが決まってしまっているのが残念
★★☆☆☆
平成仮面ライダーシリーズは、ブレイド、ひびき、キバ以外はすべて視聴済み。主人公が今までのキャラと違い完璧人間である点は面白いと思う。
ただし、このシリーズは正直長いだけにパターンが悪い意味で確立してしまっている。特に気になる点が3つある。
1つはドラマを重視したために敵のボスが昔のシリーズと違いインパクトが弱い。平成ライダーシリーズで印象に残っているラスボスがいない。この作品も例外でなく、登場回数も少なく最終回で簡単にやられてしまう。
2つ目は登場キャストを多く写すために戦闘シーンが短く、変身がすぐにとけてしまう。敵と戦っていると簡単にベルトが外れ、人間に戻ってしまう。
3つ目は、話の流れが決まってしまっている点が挙げられる。具体的に書くと、戦闘→オープニング→戦闘がすぐに終わる。(変身がとける)→ドラマシーン→CM→ドラマの続き→戦闘シーン→次回予告といったパターンである。ドラマの合間に戦闘シーンがある場合もあるが、前述したとおり、すぐに変身がとけて人間になってしまうのでアクションシーンの面白さが十分楽しめない。
ドラマも謎が多いといえば聞こえは良いが、実際は大した内容ではない。少なくとも一年間引っ張るほどのものではない。平成ライダーはほぼ例外なくこのようなパターンで展開するので初代のクウガから見ている私から言わせるとワンパターンで飽きが来る。
長く続くシリーズの宿命ともいえるまんねり化が悪影響を及ぼしているので、いったんシリーズを中止して、充電期間を設けたほうが良いと個人的には思った。
仮面ライダーカブト、最高!
★★★★★
さすが、仮面ライダー35周年にふさわしい作品だと思います!
カブトを馬鹿にする人は観ないでください。ファンの人に失礼ですから。
カブトファンの人は絶対観るべし!
ぜひ、続編をやってください!