玉繭(2匹の蚕が一緒に作った大きな繭)を使った布に関する記述は特に興味深く読みました。「玉繭」という言葉、漫画「蟲師」の中にも出てきてた。
玉繭は普通の繭のように楕円でなく、いびつだそうだ。玉繭ができる確率は0.1%とか。ほどくときに2本の糸がからんで、太さにむらがある糸ができるのだという。
「浴衣は反物で1万円~」などと参考価格は結構お高め。もっと安いものもいっぱいありますよね。
敢えて難を言えば、図が全てラフなイラストであること。
織の様子などは写真の方がわかりやすいと思う。