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影男 (江戸川乱歩文庫)

価格: ¥470
カテゴリ: 文庫
ブランド: 春陽堂書店
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ポプラ社版の挿絵が怖かった ★★★★★
影男を呼んだのは、昔小学生の頃(三、四年生)ポプラ社から出ていた児童向けの乱歩シリーズが最初。
約40冊のシリーズを夢中で全部読んだが、当時はやはり二十面相物が好きだった。

が、
この影男は強烈だった。(挿絵も強烈だった。影男だけが他のと違う気味悪い絵だった)
はじめ二十面相物ばかり読んでいた私が大人向きの作品で読んだのはコレが最初だったのだ(又は大暗室)
当時感じた強烈で濃厚な雰囲気は忘れられない。
戦後の作 ★★★☆☆
 昭和30年に『面白倶楽部』に連載されたもの。
 戦後、再び書きだした頃の作品。この時期、いくつか見られるのだが、これまでの自分の作品やモチーフを解体・再集合させ、書き直したものの一つ。プロットが優れており、物語としては読んでいて面白い。しかし、焼き直しだなあという感想が先に立ってしまい、なんだか興醒め。
 初めて乱歩を読む人とかには楽しめるかも知れない。
竜頭蛇尾 ★★★★☆
犯罪世界におけるスーパーマンを設定して、彼の目に映る様々な人間社会の暗部を連作風に描いた異色作で、特に前半の畳み掛けるようなギミックの大盤振る舞いにはかなり夢中にさせられる。複数の名前と身分を持ったり、忍者もどきの隠形術を実際に使ったり、悪事の一方で貧しい少女を救ったり、地下にパノラマ世界を構築したりと、乱歩自身の願望が直截的に「影男」(とその仲間)の行為に反映されているのが興味深い。しかし、殺人請負業の男が出てくるあたりから話が崩れてしまい、軽いピカレスクの楽しさは影を潜め、陰湿な騙し合いが出さずもがなの明智小五郎の登場を誘うあたりで、読者の(そして乱歩の)熱も冷めてしまう。明智を出す必然性はないと思うのだが。
他の作品を先に読もう ★★★☆☆
複数の名前・人物を使い分けて、悪に手を染める影男。
一番の見所は影男と別の犯罪組織との対決の場面です。どちらが勝つのか一気に読んでしまいます。このあたりは結構面白いです。
しかし明智小五郎が無理に登場させられてる感じが否めません。

江戸川乱歩は他にもっと面白い作品があります。これは後回しでいいです。