巨匠の円熟の語り
★★★★☆
冒頭から、あれれ・・・というピンチのシーンから始まります。
半死半生の主人公ですが、描写は割りと淡白で一昔前の冒険小説に良くあったような息詰まるような切迫感は余りありません。
ストーリーもそれほどはらはらどきどきの面白話というわけではないのですが、語り口が巧みなのか、飽きずに読ませます。
今後の展開に期待が出来そうです。
読み出したら止まりません!
★★★★★
ローランドが暗黒の塔へ向います。
しかし何の目的で行くか不明で、
仲間を集めるのですが、
とんでもない人たちで
まったく先が読めません。
だから
読み出したら止まりません!
物語は急展開!
★★★★☆
主人公ローランドは自らに課したミッションを果たすため、苦闘の旅をつづけているのですが、彼の生命力、ストイックさ、気高さはまさにサムライです。そんな彼の旅の道連れに、なぜか堕落をきわめたジャンキーが・・・
この第二巻は、スリリングな展開やアクションシーンも盛りだくさんで一気に読めます。
いい意味で頭おかしすぎ
★★★★★
ファンタジー、となっているけれど
SFでもあるし、犯罪小説でもあるし、
ウエスタンでもあるし、
あらゆる小説の要素が混在している。
読んでいる間はトリップしているような感じで
キングの頭はすごすぎると思う。
この巻からおもしろくなる!
★★★★★
スティーヴン・キングの書くダークファンタジー第二巻。物語が凄い速度で加速していきます。
ローランドがザリガニに襲われたり、コカコーラを飲んでカルチャーショックを受けたりします。突然、「どこでもドア」が出てきます。薬物中毒の白人男性が全裸で闘います。両足のない黒人女性がキレます。等々、一巻とはがらりと変わって普段のキング節が炸裂します。一巻をあまり楽しめなかったキングファンの人こそこの本を読むべきです。ローランドの旅の続きがきっと気になるはずです。