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趙治勲流〈1〉地取り戦法―地を取ることは厚い (MYCOM囲碁ブックス)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 毎日コミュニケーションズ
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治勲の哲学 ★★★★★
地を主体に考える碁。実は地だけでなく全局の厚い薄いを考えに入れて着手を選ぶ考え方で、思想的にはアマ高段者レベルです。しかし、厚みの意味を理解するのがむずかしい初級者にとって、むしろとっつきやすい打ち方でしょう。上手に殺されることがなくて、しかもいつのまにか中央を取られることもない。級のアマチュアのバイブル。
『地』の偏向概念が変わった。 ★★★★☆
 奇妙なサブタイトル、何のことか分からない。『地』『厚み』は正反対の
ものだと覚えてきたからである。だが、チクンさんの意見は非常に面白かった。
①『地』『厚み』は全く違うものではない。
②『地』とは『生きた石』であり、つまり『死なない石』である。
③『死なない石』の遠くから相手の石を攻めてるのが『石の方向』であり、
チクン流である。

 チクンさんは、呉清源や本因坊秀栄といった人たちに学んできた。
この二人、黒番の優位・白番劣勢という古来の常識を破るため、方向性と
いう考え方を強く意識していた。現在呉清源先生が提案されている
『21世紀の碁』
 も、方向性が重視されている。
 この本は平均的なアマチュア向けの内容だが、
「チクン流は地取りの碁」
 という思い込みが変わった。彼の強さもまた方向性にあり、呉先生や秀栄
名人の精神がこんな風にわかるのは楽しい。この本がシリーズ化されて、
チクンさんの解説がまた聞きたい。