ビッグ・バンド・ジャズは今本当に元気がいい。これは高速チューンばかりを集めたご存知「バトル・ジャズ」シリーズの第4弾。最初の2作はコンピだったが,大好評を受け前作よりこの企画のためのビッグ・バンドを編成し録音している。本作も超音速ジェット機のジャケに相応しい一糸乱れぬアンサンブルとダイナミズムで聴く者を異次元へと誘う。(Swing Journal)
やっつけ感満載。。。
★★☆☆☆
ただ単に学生ビッグバンドがやりそうな速モノの曲をカバーしただけで、
Buddy Rich, Matt Catingub, Louie Bellson等の演奏を超えないにしても、
「こういう解釈もあるのか」と感心する要素がほとんど見受けられなかったです。
"One O'clock Lab Band"や"UNF Jazz Ensemble"など海外の学生バンドですら
(ソロのレベルはともかく)もっと丁寧で繊細な演奏をしていると思いますが。。。
あと、「ゴリ押し」の演奏をするなら、もっとちゃんと吹ききって欲しかった。
指がまわってなかったり、タンギングが追い付いてなかったり、
ちょっとプロの演奏としてはどうなんだろう、という感じです。
音がスカスカです
★☆☆☆☆
1と2は主に海外のビッグバンドが収録されていて迫力のある演奏が堪能できましたが、3と4は国内のミュージシャンによる演奏で、なんとなく迫力に欠けます。
期待はずれです。
それでも次が出れば買ってしまいそうですが。
一番熱いアルバム
★★★★★
バトルジャズ・ビッグバンドによる2ndアルバム。
もともと、高速なジャズばかりを集めたコンピレーションCDとして
始まったこのバトルジャズシリーズが、3作目よりオリジナルのバンドを
編成して撮り下ろしで収録を始めたという経緯があるために
本作は「4th」というタイトルながらバンドとしては2ndアルバムという
不思議な関係になっている。
前作「3rd」を聴いたときから、思っていたことが3つあった。
1つは、ぜひこの続編を今後も出してもらいたい、ということ
1つは、ゲストで数曲演奏してくれたドラム、則竹裕之がいっそのこと全曲演奏してくれたらな、ということ
1つは、高速ビッグバンドの神様、バディリッチの曲を演ってくれないかな、ということ
この3つの願望が、「4th」ではなんと全て実現されているから興奮が止まらない。
まず新作がリリースされたことに興奮し、則竹裕之が正式メンバーとして加入したことに
感激し、1曲目にはバディ・リッチの「グッド・ニュース」が収録されている。
なんという熱いアルバムだろうか。
演奏も、前作以上に一体感が増し、うねるようなアンサンブルが実に爽快だ。
だが、いろいろ言葉で説明するより、聴いた方が早い。「聴けば」わかる。聴けば虜になる。
「4th」というそっけないタイトルから、製作者・演奏者のそんな自信が伝わってくる。