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四つの嘘 (幻冬舎文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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男と女の間には暗くて深い・・・・・ ★★★★★
すごいですね、やはり“くらい(位)”が違うよ。
母も女性、妻も女性、娘も女性。

日頃は何かと立てて頂き、
我がままを通させて頂き、
その慈愛と深いご配慮に感謝申しあげます。

分け分からない話の連続ですが、
“ああ、そうなんだろうな”くらいは分かります。

真剣に自分を見つめる四人、
この生き方、迫力が違う。
まだ、物語の中から抜け出せず、この衝撃は大きい。

青春から朱夏へ ★★★★☆
高校時代すべてがまっすぐで、不器用にしか生きられなかった青春時代。その時同級生だった4人が、23年後ある事件をきっかけに再会する。
容姿端麗な生徒会長、完璧な優等生から平凡な主婦になった満喜子、
クールに覚めた目で高校生活を送り、お嬢様学校から外に飛び出し外科医となったネリ、
おっとりとしたお嬢さんで夢見る恋する乙女美和。
そしてその美和から彼氏を奪い、男と交わることでしか存在感を確認できない詩文。
詩文は美和の恋人と結婚し、子供をもうけるが離婚。その元夫が美和とNYで事故死したころから、彼女たちの人生が再び交わることとなる。

同世代の友人がすごくいい、といっていた小説だったのでドラマ化されたものは見たが、消化不良だった。小説の方が格段と面白く、微妙な女心を描いている。
過ぎてしまった青春、そしてそれよりずっと長いそれからの人生。
女という事を意識しなくなってしまった母親、もしくは医者として男子並の活躍をする満喜子やネリが女性である事に目覚め、そして本能的なメスである詩文が母としての自覚み目覚め、平凡な美和は愛に生きる。
そんな彼女たちの人生の変遷そして「女」としての本質が非常に上手く描けている。
女はいくつになっての女であり、男性よりもしたたかで情熱的だと感じる。
人生イロイロ、後半失速 ★★★☆☆
四つの「嘘」っていう題名はちょっと違うかなぁ〜?という気がした。

高校を卒業して、彼女達は41歳になった。人生イロイロとあるわな…。
しかし、一番ビックリしたのは、クラスのリーダー的存在で
モデルスカウトもされていたという満希子の変わりよう…。
オドオドとしたおばさんになってしまったのは何故?
でも、学生時代は目立つ人だったけど、落ちぶれたというかなんか変わったね?
という人っているよなーとも思う。そういう自分も人のコトを言えないと思うし…。

どなたかも書いておられたが、前半はグイグイと読ませる。
が、後半失速したように、テンポが悪くなったので☆3つというコトで。。。

ついでに言うと、文章ではよく「淫乱」という言葉を使いたがるような気がするが
詩文は淫乱ではないと思う。
同年代の人におすすめです・・・ ★★★★☆
私はこの物語の主人公たちと同い年です。(男ですが・・・)
社会通念からいうと40才をすぎれば立派な大人で不惑の年代のはずなんですが、自分自身の感覚ではまだまだ恋愛など様々な欲望に支配され悩んでいる人が多いと思います。この物語を読んでいると、主人公たちが自分の本当の友人のような気がしてきて、切ない気分になりました。悩み多き40代におすすめの物語です。
女性は怖い・・・ ★★★☆☆
ニューヨークのステッタン島でフェリー事故に巻き込まれ命を失った河野と美波。そのニュースを日本で見た満希子は脳外科のネリに電話をかける。河野は同級生の詩文の元亭主でもあり,美波も元彼氏であった。満貴子と美波にネリ,詩文は高校の同級生であり,決して仲がよくはないものの,因縁浅からぬ関係であった・・・

高校の同級生の4人の過去と現在の話である。ドラマ化されている話でもあるが,読んだ後の率直な感想は女性は何歳になっても怖いな・・・である。表題は4つの嘘であるが,4人それぞれが抱える高校時代そして現在の葛藤を描いている。しかし,よくもまあ次から次へといろいろな問題が持ち上がるものであると感心してしまい,一日で一気に読んでしまった。それだけ読ませる物語であることは間違いないだろう。