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夢みるクラシック交響曲入門 (ちくまプリマー新書)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 筑摩書房
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楽しい ★★★★★

クラシック音楽は好きだけれど、楽譜も読めないし楽器もできない。
中学時代の授業では、合唱や鑑賞は好きだったけれど、テストはチンプンカンプン。
そんなごくフツーの人間に、格好の入門書だと思います。

時間軸に沿って、主立った交響曲とその作家のダイジェストな紹介がされていますが、興味をひくのには充分です。
あっという間に読める易しい本なので、深く考えずに気軽に手に取って読むといいと思います。
シベリウスに捧げられた本 ★★★★☆
一般に「堅物」として敬遠されがちなクラシック音楽の魅力について
吉松氏は丁寧にかつ情熱的に語っています。
本書はクラシック音楽の交響曲に焦点を当て、
「難解」に思われる交響曲の形式、用語そして歴史など
噛み砕いて説明しており、消化しやすくなっています。

ただ残念なのは、推薦図書のページがなかったことです。
確かに本書を読むことで、クラシック音楽(ここでは交響曲)が身近な存在に
なると思います。
しかし、「入門」から次の段階へ進みたいと思う人がでて来ると思いますので、
「発展」への道しるべを「忘れてしまった」のは惜しいと思います。

ところで、来年(2007年)はJ・シベリウス没後50年です。
本書を執筆された吉松氏はシベリウスを「神」と仰いでおられます。
吉松氏はこの新書をシベリウスに捧げたのだ、と私は思っています。