1965年に発表されたサイモン&ガーファンクルの2作目のオリジナル・アルバム.必ずしもポールの意図したところではなかったとはいえ,大ヒットした「サウンド・オブ・サイレンス」を受けて制作した作品であり,彼らの人気を確立したともいえる作品であり,全米チャートに143週チャート・インした超ロング・セラーです.
「1. サウンド・オブ・サイレンス」や「11. アイ・アム・ア・ロック」というフォークにロックのテイストを加えた大ヒット曲のほか,サイモン&ガーファンクルらしい,美しいメロディの秀作「2. 木の葉は緑」や「9. 4月になれば彼女は」など,フォークからフォークロックへと変わりつつある,このアルバムならではの名曲の数々を収録しています.
ボーナス・トラックには,「明日にかける橋」の後に作られたらしい,'70年7月8日録音の未発表テイクを収録.資料的な価値も非常に高いアルバムです.