タイトルは結構いいんだけど・・・
★★☆☆☆
この本のタイトルに惹かれて、買ったのですが、
思った以上に普通の内容でした。
タイトルからして、大学に入学する人向けに書かれたと思いますが、
新たな発見をするほどではないので、特におすすめはしません。
大学生活を将来の社会生活と有意義に結ぶために
★★★★☆
本書は、大学生活をどのようにすれば有意義に過ごし、やがてくる
社会人生活に有利につながるかを書きまとめた本である。
筆者も本書の中で述べているように、大学の授業を要領よくとおり
抜けたり、成績で「優」を取るための方法を書いたものではない。
その点で、筆者がこれまでに書いてきた受験参考書とは趣は異なる。
その理由としては、筆者の大学時代の過ごし方が大きく影響を与えて
いることが挙げられる。
筆者は、これからはどこの大学を出たかよりも、大学でどのように
過ごしたのかが重要になる、という信念の下、現在の日本の大学の
授業の教え方のレベルの低さや、閉鎖性を批判する。
そして、様々な経験や人脈をつくっておくこと(=大学時代に自分に
投資すること)の大切さを主張する。
筆者の主張に納得できる部分が多く、読み応えもあった。
ただ、筆者の出た東京の大学ならまだしも、やや地方の大学生には
縁遠い話もあったり、大学の教育方法を細かく精査せずにひと括りにして
批判している点が気になり、☆4つとした。
近年の大学の状況を少し把握できたと思います
★★★★☆
著者が書いているように、読書は拾い読み、かいつまんで読む…というのに賛成です。
おおかたの書き手は自分の主張をとことん表に出したがるもので、それをまともに
受け止めてしまって、「これこそすべて、これこそ正解」という観念にとらわれては
読者として損することもあります。
そういうことも踏まえて軽めに読むと、著者の言う近年の大学事情を興味深く読む
ことができました。
大学って、私が関西で学生時代を送った■十年前と変わったな〜と思う点もありました。
一方で、相変わらず進歩がないなと思う点も感じられました。
つい大学入試だけが強調されがちに思いますが、大学自体の質の向上を望みたいし、
大学生が意欲的に学ぶ場、高い授業料を払っているのですから学生側が積極的に
大学という施設や人間を利用できる場であってほしいと思っています。
大学を通して社会を見る
★★★★☆
大学に対するものの見方だとか、
勉強に対するものの見方だとか、がっちがちになってしまっている大学1・2年生が見るとよいかな。
大学そのものには期待しないで、大学を通して社会を見るフィルターとしての機能と考えるのが自然となる。
大学に期待するな、自分を信じて、自分の足で勉強しよう。
そういうことだ。
その見方は正しい。私学トップ校に通った私でも、大学のカリキュラムには全てがっかりした。
最初は 読みやすい
★★☆☆☆
薄くて、大きな字で書いてあるので 読みやすいです。
にもかかわらず、後半になると、同じ意見の繰り返し、駄目押しで、なぜ、大学生向けの本なのに こんなに大きな文字を使わなければならなかったのかが やっとわかりました。 シャクをなんとか増やしたかったんですね。
今の大学のレベルがたよりないので、自分でなんとかしましょうてきな内容でした。 自身も在学中は、勉強よりも、社会勉強に励まれて、すばらしい人脈を作られて今の成功にたどりつかれているので、説得力は あります。
でも、もう少し内容がもりだくさんだったらーー。
立ち読みで十分読みきれたのになぁと 正価で買ってしまって後悔、、。