１９７０年から２０００年までの３０年間にわたり、米国大企業イーストマン・コダックで企業年金運営の責任者を担ってきた著者の経験とノウハウが詰まっている。しかも、企業年金運用については数式や小難しい理屈だらけのテキストが多いが、本書はまったく平易な表現で、実務家向き。企業の財務担当者、これから資産運用業界で働くつもりの若手・学生などは必携であろう。