インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

氷舞―新宿鮫〈6〉 (光文社文庫)

価格: ¥760
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
やっぱりすごい ★★★★★
このシリーズは期待を裏切りません。
今回も傑作です!
ヒロインが類型的で凝った設定でごまかしているだけなのが惜しい ★★★☆☆
このシリーズはハードボイルドゆえなのかあまり生々しい女性は出てこない。この作品のヒロインも設定は個性的だが造詣自体は類型的で男にとって都合のいい女しか出てこないのが残念。唯一「生きた女性」といえるのは最新作狼花の明蘭くらいだろう。
すごいのは脇役の造形 ★★★★★
このシリーズのすごいところはストーリーのよさもさることながら、
脇役や敵役の造形がうまいところだろう。
まるで息づかいまでが聞こえてきそうだ。
だから、一気に読まなくても、読み出してすぐに作品の世界に入れる。
推理系の作品でこういう作品はめずらしいのではないか。
シリーズものもここまでくると、なんとなく終わりを考えながら読んでしまうのが、
本好きの悲しい性かな。
本格組織ミステリーに加えてアクションありの恋愛危機ありで今回も楽しめます ★★★★☆
 シリーズ6作目になる本作品、今回はクレジットカード偽造団、コカイン売人、そして殺人と続き、その裏に10年以上前の警察機構のスキャンダルが控えているという、かなり本格的な組織ミステリーの部類に属する作品に仕上がっている。
 冷血で元空挺部隊の拳銃、ナイフ使いの男にたいして警棒一つで逃げ惑いながら戦う鮫島のアクションシーンもしっかり入っていて面白い(地理的描写は確かにわかりにくいが、わからなくても全然たのしめる)。
 それに加えて、有名になっていく晶とのかわっていく関係のなかに登場するハーフの超美人、ミホこと杉田にひかれていく部分もよい。鮫島は彼女にモテるんだけれど、実は...。上司の桃井は仕事だけでなく恋愛のアドバイスもやっちゃうし、いままでキャリア馬鹿だった香田の「男」を見せるところもあり、今回も一気によめる。
 個人的には炎蛹、屍蘭よりおもしろい。第一弾、毒猿、無間人形には、およばず、かな。
助演男優賞 ★★★★☆
今回の助演男優賞は鮫島の同期、香田警視正ですね。
第一作では類型的なキャリアとして、単なる敵役の扱いでしたが、
今回、より人間味を増しての再登場です。
カラオケで演歌を歌ったり、ゲイバーに呼び出される警視正殿には
涙しました。
このあたり、桃井課長の定年を前にして、新しいキャラを出して
おきたいという作者の思惑でしょうか。

物語の内容は、CIAに公安、さらには政界の大物が出てきたりと、
やや小ぶりだった前作から一転して、一気にスケールが大きくなります。
アクションあり、色恋あり、警察内部での暗闘ありと盛りだくさんの内容です。
巧みなストーリー運びでエンターテイメント作品として充分楽しめます。
ただ、丹沢でのアクションシーンは状況が少し判りづらかったですね。