近未来のTOKYOを舞台にした物語ですが
映画「ストレンジ・デイズ」と同じ雰囲気を感じました。
同氏の作品は二度目に読むまでに時間を必要としますが
この作品だけは繰り返し読んでしまいます。
登場人物の構築、設定、ストーリーの展開、スピード感
なぜか魅力的な作品だと思います。
彼はある日、ホープレス出身の作家にある女性を探して欲しいと頼まれ、その依頼を引き受けるのだが――
物語はただの人探しから、ホープレスと日本人、両者の命運を駆けたイザコザに巻き込まれていく。
決して夢は見ない「リアリスト」な者達が繰り広げるハードボイルドです。
少し、内容が濃い部分を除けば、楽しめるかと。