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債権総論〈1〉債権関係・契約規範・履行障害 (法律学の森)

価格: ¥5,040
カテゴリ: 単行本
ブランド: 信山社出版
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キテル。 ★★★★★
 解ったような気になっている自分に気づく本。
 民法は(てか私法は)分野ごとにバラバラで奥が浅い
気がしている人も多いと思う(内田先生の功罪?)。
 けれどもいっぺんこの手の本で勉強してみると深い
考察があることに気づく。
 学説を丁寧に検討。その説ごとの信念が伝わってく
る。
 文体はいたってシンプル。前提知識を省略していな
いのでワリとサクサク読める。
 きちっと筋を通した思考をしてみたい人は手にして
みると民法が楽しくなるはず。
知的好奇心満足型基本書(と言うには重い? ★★★★★
 とにかくいろいろな事が書いてある。
 様々な理解が学べて法的思考のヒントになる。
 解説は全体的に芯を突いてハッキリ書かれているので意外と読みやすい。
 このサイズの本は大学の図書館で飾り物になってしまうカンがあるが、
ゼミや独習でガンガン使っていくべきだと思う。
 というか、上っ面だけの理解を促すにとどまる本ばかり売れている中で
この手の本を読んだか読まないかは討論に論述に、如実に現れてくるはずである。
 理解型の人間には「こういうの探してたんだよ!」と言う一冊の・・・はず。
最高水準の体系書 ★★★★★
 本書は、現在の民法学をリードされている潮見教授による体系書である。それだけあって、本書の内容のレベルは驚くほど高い。したがって、初学者は、最初に読むのではなくある程度勉強が進んでからでないと、迷路に迷い込む恐れがあるので注意したほうがよい。
 本書は、いわゆる債権概念を構成しなおし新たな体系を示している。理論付けにはかなりの説得力があり、若干の点を除いては今後潮見体系が現在より有力化していく可能性を感じさせてくれる一冊である。
債権法の最先端 ★★★★★
 本書は債権法の大家である潮見佳男・京都大学大学院法学研究科
教授の本格的体系書である。
 読了の感想を最初に述べれば、債権法を本格的に勉強していくので
あれば必須の本であるが、初学者が読むべき本ではない、ということ
である。

 そもそも、本書の初版は基本的に学部学生を対象として書かれて

おり、分量も1冊で収まるものであった。しかし、学者としての血が
そうさせるのか、本書――即ち第2版――では学者・実務家・研究者を
対象として書かれており、質・量共にグレードアップしている
(2分冊になっている)。

 その結果、従来の伝統的見解及びそれに対する批判をある程度前提

とした記述になっており、そこに筆者の見解が展開されていく。従って、
初学者が読んでも却って混乱するだけであろう。初学者はまず伝統的
見解を咀嚼した後に読むべきである。裏を返せば、ある程度学習の進んだ
者にとっては、本書は知的興奮に満たされた書物となる。

 本書は、一般的に言えば、体系書

としては高価な部類に入る。しかし、果たして本当に高価だろうか?
 頁をめくれば、そこには債権法の最先端がある。私は、この本の
価格は、読者によって異なると思う。読者のレベルが高ければ高い
ほど、この値段は安いはずである。