この本は、ANHDの特徴・ADHDに似た病態・ADHDの診断・治療方法等の計14章から成ります。特に、治療方法が様々な角度から豊富に記載されていると思われます。また、社会福祉サービスならびにボランティア機関も載っているので、参考になると思います。さらに文も読みやすく、専門的な知識が無くても読める本だと思います。
著者が臨床医であることからADHDの子供のたちの家族の方はもちろん臨床医を目指す医学生や、ADHDの子供たちに携わる方にも参考になる一冊ではないかと思います。
入門書としてお使いいただければと思います。