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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

価格: ¥1,000
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
Amazon.co.jpで確認
ピアノ協奏曲第2番を聞くならこれ ★★★★★
ラフマニノフのピアノ協奏曲には、洗練された感じを求めるのか、土臭さを求めるのかで
好みは分かれるでしょう。土臭いのは、リヒテル盤が代表でしょうし、洗練された感じでは
アシュケナージがプレヴィンと演奏したものでしょう。

この曲は、オーケストラのパートも重要で、ツィマーマンも小澤のこもり気味のバックが
つまらないし、ツィマーマンも強靭なタッチは魅力ですが、スマートすぎるかな。
この盤は、ヴァーシャーリの気力が充実で、力強いタッチが魅力です。アーノロヴィッチの
サポートがまた素晴らしく、リヒテル盤のような不満はありません。

終楽章の集中力も素晴らしく、ルービンシュタイン盤(オーマンディとのもの)に遜色が
ありません。

何だかんだでこの盤は愛聴しています。一度聞いてみてください。
甘美ではあるが決して通俗的ではない演奏 ★★★★☆
このタマーシュ・ヴァーシャーリのピアノによるラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』はいいですね。1975年の録音で、ユリ・アーロノヴィチ指揮、ロンドン交響楽団による演奏です。1000円という廉価盤ですので、お値打ちだと感じました。

第1楽章はテンポもゆったりでとても大きな音楽世界を表現しようとしています。ハンガリー人のヴァーシャーリは、力量があるピアニストですね。ピアノの粒立ちは明確で、緩やかに流れる箇所をとても丁寧に弾いています。表現力の幅もあり、ロシアの大地の香りは十分に伝わってきました。細かいパッセージも明確に弾いていますし、ロマンティックなメロディも朗朗と歌い上げており、私のラフマニノフのイメージにピッタリと当てはまるような演奏表現でした。

第2楽章はロマンティックで甘美な音楽が展開されています。優美さが必要ですが、それだけでは表現が足りません。哀愁を帯びた切ない音楽を嫌味にならないように甘く美しく弾く事が肝要ですが、感じよく響いてきました。

第3楽章も抒情的で美しいピアノを聴かせてくれます。オーケストラとピアノの両方が同じ音楽観を持たないとピアノ協奏曲は上手くいきません。そこに難しさがあるのですが、この演奏は真っ当でした。クライマックスへの駆け上り方も躍動感に満ち溢れており、熱の入った演奏が臨場感たっぷりに伝わってきます。

ミニチュア・スコアを見ながら聴けばよく分かりますが、ピアノの譜面は本当に難しいですね。ピアノ協奏曲ですから当たり前なのですが、ピアニストの技量と音楽観が如実に問われる曲です。指揮者とピアニストの構想力の競い合い、という性格を帯びた曲でしょう。
お勧め! ★★★★★
ヴァーシャーリは、ラフマニノフのピアノ協奏曲を第1番から第4番までレコーディングしたことで有名である。(輸入盤で全集が存在する)

そのうち最も有名な第2番がこれであるが、ロマンチックで美しい曲を忠実に弾きこなしている。他の有名な某ピアニストの演奏と比較しても勝るとも劣らない演奏だ。価格も安いので、一度気軽にお試しあれ。