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しあわせの子犬たち (文研ブックランド)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文研出版
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読書感想文用に買いました ★★★★☆
小3の動物好きな娘の、今年の読書感想文用に買いました。
去年の課題図書は低学年用の本だったので文字も大きく簡単な内容でしたが
今回は中学年用ということで漢字も増えて、内容もなかなか考えさせられるものでした。

娘も娘なりの視点で子犬たちのしあわせを考えていましたが
やっぱり自分の親と暮らすのが一番のしあわせと今は思っているようで
他所にもらわれて行って、きょうだいと離れ離れに暮らすことになった子犬はかわいそうという思いが強いようでした。

でもその子犬には子犬なりのしあわせがあり、
またそれぞれその子犬を必要としている人がいるということ、
人と犬が支えあって生きていく道もあるということなど
決して親とずっと一生暮らすことだけがしあわせではないということが、
もう少し大きくなったら感じてもらえるかな?と
また来年この本を読んだときの娘の感想が楽しみな本でした。
自然に優しい気持ちが溢れて来る温かな人と動物とのふれあいの物語です。 ★★★★☆
カナダの女流児童作家ラバットが娘エリザベスとコリー犬のブリーダーをしている実体験を基に執筆した温かな人と動物とのふれあいの物語です。少女エリザベスは毎年夏になると大好きなおばあちゃんの農場で過ごすのですが、今年は思わぬ嬉しい楽しみが待っていました。おじいちゃんを亡くしひとりで暮らすおばあちゃんが飼う家族の一員コリー犬のエルシーが赤ちゃんを生むのです。この本には6匹の子犬たちの生命の誕生のドラマや母犬のお乳を飲んですくすくと成長して行く姿を見守る楽しみ、やがてみんなが幸せに暮らせるようにとそれぞれの子犬たちにふさわしい飼い主をふたりで探してやる犬と心に傷を負った人間との感動的な出会いがたっぷりと描かれています。子犬をもらいに訪ねて来た人たちがぼろぼろ泣きながら動物とふれあい抱擁するイラストを見ると思わず熱い物が込み上げて来て自然にもらい泣きしてしまうでしょう。この本を読み終えたらあなたも可愛い子犬をすぐに飼いたくなると思います。けれども動物を飼うという事は何かと苦労も多い事ですので、人間を癒して優しい気持ちにしてくれる動物たちと互いにしあわせに長く暮らして行くために途中で飽きて投げ出したりしないように十分に考えて確信が持ててから責任を持って決断して欲しいと思います。