キリスト教に関心はあるけれども難しくてよくわからない人。信仰書はクリスチャン用語や特殊な言い回しが多くて読む気になれない人。書店でキリスト教関係の本を探しても「・・・のミステリー」「・・・の謎」「・・・の暗号」と興味本位のタイトルを見るだけで敬遠してしまう人。つまり、まじめにキリスト教のことを知りたいけれども、どこから取りかかったらよいかわからないという人のためにこの本は書かれています。
副題にあるヨハネの福音書3章16節は「聖書全体が私たちに伝えようとしている福音(喜びの知らせ)を、ひとことにまとめた」とも言える一節です。
新約聖書の研究者であり教師でもある著者は、この一節をていねいに取り扱いながら、聖書全体が語ろうとしている福音を、誰にもわかることばで説明してくれます。また、要所要所で、初めての人がぶつかりやすい疑問や質問にも、わかりやすく答えてくれています。