木漏れ日に居ることを連想させる音楽の質とジャケット、そしてナイーブで内省的な歌詞。マイナー・キー主体のダウナーで物静かな音楽。しかし、静かに確かに厳かに聞き手の心に響くのだ。
無力さや悲しさを思い出させてくれる音は、人生において疲れたときに、少し静かに木漏れ日の中で息抜きするもいいのではないだろうか?と思わせてくれる。
じっくりと長いストロークを撃ってくれること間違いなしの、十年たっても持ち続けていられるアルバムにしあがっている
英国人が信じている魔法が、きっとこの中にもあるはずだ。