インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

メイク・ミー・シック (集英社文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
Amazon.co.jpで確認
Stylish Amy ★★★★★
これほどまでに色褪せず、スタイリッシュなエッセイを私は知らない。初めて読んだのは中学生の頃だったか。妹と共有して読み、ふたりしてそのカッコよさに痺れていたものである。
この作家は、大人の恋の始め方を知っている。頽廃の美しさを知っている。無意識ということの中に宿る魅力を知っている。原始的であることが、いかに素敵かを知っている。快い感傷というものを知っている。本当の恥とはなんなのかを知っている。
元来、本能と、行動時における少しの礼節を持っていれば自ずとわかりそうなことなのに、それらを忘れてしまって、無粋に生きている人間のなんと多いことか(私もそうだったりする)。本書は、そういった人間元来の“粋”な部分をもう一度思い起こさせてくれる名エッセイである。
《何が格好良くて、何が格好悪いのかを、相対的にではなく絶対的な価値観で見極めなさいってことなのだ。》
この一文には、心底、快哉を叫んでしまった。初めて読んだ時もこの言葉を自分の信条のひとつとしていたが、今、改めて読み返してみて、これからもこの言葉を携えて生きていこうと思った。
ちなみに、この文庫版のみ収録の辻仁成氏の解説だが、中学生の頃、私と妹は「『アップルティーは冷めていた』…こりゃ解説じゃないわ」と言って笑っていたが、それでもこの解説を愛着をもって読んでいたものである。あれから十年以上経った今読み返すと、この『メイク・ミー・シック』にはこれ以上ないほどのスタイリッシュな名解説となっているのがわかる。
バブル時代に若かった人へ ★★★☆☆
僕は男だけど、10数年前にこの本を読んだ時、なんかすごい感動した覚えがある。でも、今読むとバカだと思う。時代の違いでもあるのかな。
かっこいい。 ★★★★☆
山田詠美さんの本は何冊も持っているのですが、小説だけではなくエッセーで山田さんのことをもっと知りたいと思っていました。
だからと言ってすべてを理解することができるわけではないのですが、考え方などがわかりました。
10年近く前に書かれたものなので、流行りなど多少現在と合わないところはありますが、それでも同感できるところは沢山あります。

やっぱり山田詠美さんはかっこいい!

賛否両論あるけど、スタイルのある人。 ★★★★☆
これは、確かメンズノンノあたりの男性誌に連載してた…
と思う。彼女の美意識がつまった一冊。アイドルの様に
写真満載。辻仁生さんは、これを「ゴクミの写真集」
と同じ様に見たそうな。私は…正直、文章は好きだけど、
ビジュアルというかセンス的にキツかった。
でも彼女、今のほうが綺麗でセンスも良く見える。

内容は、日本人の男の子には、要求されている水準
が高過ぎて、イライラする人が多いと思う。

でも、女の子はきっと「こういう風にきちんと主張
持っていいんだ」って、励みになった人、多いんじゃ
ないかな。これ、単行本だけで、35万部も売れたなんて、
スゴイ。山田詠美ファン、垂涎の一冊でしょう。
写真入りのエッセイ本、是非また出して欲しい。

今度はちゃんと写りのいい写真選んでくれ~(泣)

おもしろいよ! ★★★★★
何か勘違いしている単細胞女の好きそうな発言が満載している本です!自分では的確で高尚なことを言ってるつもりなんだろうけど、僕にしてみりゃよたっ話は馬鹿にせずにはいられないよーーー。暇つぶしに最適です!!