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フィンランド民謡の花束

価格: ¥1,050
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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北欧の素朴な民謡を透明感のある合唱で綴ったアルバム ★★★★★
素朴な味わいが感じられるフィンランド民謡が31曲収録してあります(「湖畔にて」を5つの民謡として勘定しています)。大らかであり、祖国の自然を愛する人々の気持ちがどの曲にも感じられました。

4曲目の「我が故郷スオミ(フィンランド)」の歌詞には母国への愛情が詰まっているのが分かります。大国ロシアの圧政に苦しんだスオミの人々の願いと希望がここに詰まっています。シベリウスが交響詩「フィンランディア」を作ったように、故国への願いが民謡の奥底に通奏低音のように流れているのを感じ取りました。敬虔な讃美歌のような風合いは、この曲の持つ意味合いを強めているようです。

冒頭の5拍子の「歌いましょう」は発声も民謡風にしていますので、人々の日々の暮らしや自然の香りが伝わるような曲でした。とても興味深く聴きました。
「ここ北極星のもとに」は切ないメロディとハーモニーに彩られた曲でした。悲しい響きは、厳しい自然環境と共存しながら日常を送る人々の希求する思いが込められているのでしょう。良い曲でした。
「青い色赤い色バラの花」は、特徴ある和声と掛け合いの合唱が美しく響く曲です。マジャール語で歌われるハンガリー民謡との親和性を感じました。流石にアジアの血をひく民族の出自は争えないことを感じた1曲です。

長く続く冬の厳しさを歌った歌も、雪が溶けて遅い春を待ち望む歌も、短い夏を慈しむような歌も、いずれも自分達の故郷への熱い思いが込められています。

タウノ・サトマー指揮のカンドミノ合唱団は、声を聴く限り若いメンバーで歌われているようです。定評のある合唱団のようですが、ベルカント風の発声ではなく、少し東欧の合唱の色合いも感じられます。
北欧は合唱王国です。お隣のバルト三国は有名な合唱祭を設けていますし、スウェーデン放送合唱団はヨーロッパを代表する合唱団という合唱の盛んな地域ですので、心から歌を愛する気持ちが伝わってきました。

1990年2月、エスポー市オラリ教会で収録されたものです。教会の豊かなホールエコーを拾っていますので、聴きやすく美しく響いていました。
大好きです! ★★★★★
カンドミノ合唱団は個人的に私の知りうる中で一番好きな合唱団です。という勝手な理由でこのCDを大絶賛しますw。以前、この合唱団のCDを何枚か所持しており、それを母校の混声合唱団に寄贈しました。ところが、最近また合唱をやることになり、久々に聞きたいと思いネットのCDショップなどで探してみたら・・・、なんと現在フィンランディアのレーベル自体が無くなってしまっており、カンドミノのほとんどのCDが入手困難な状況にあるとのことです。(大ショック!)この「フィンランド民謡の花束」はまだ入手可能なようですが、手に入るうちに買っておくべきでしょう。発声もアンサンブルも選曲も、非常に素直で親しみやすく、明るく、合唱に興味が無い人でもこの合唱団は好きになっていただけるのではないでしょうか。ぜひ鑑賞してみてください!
北極星のもとに ★★★★★
アカペラの合唱が美しく歌い上げるフィンランドの大地と自然。素朴で、やさしくて、繊細で、美しい。とりわけ「約束された地」を求めて哀しく歌い上げる「北極星のもとに」。それは周辺諸国のパワーバランスに翻弄され続けてきた人々の切ない願いなのだろうか。そういう哀しい願いでないと信じたくはないにしても、油断しているとうっかり涙をこぼす羽目になる。それほどに心にしみる一枚。
癒し系の音楽です ★★★★★
フィンランド民謡、となっていますが賛美歌のような
響きの美しいメロディです。
聴いていて癒される感じのやさしい曲ばかり。