この初期のアルバムは、バンド・メンバーたちが10代の時に曲作りをし、レコーディングしたものだ。プライマスやフェイス・ノー・モアの熱っぽさと影響が濃厚に受け継がれている。これらに加え、その後の作品では、次第に彼ら独特のサウンドが形成されていくことになる。「Speak Free」や「Trouble in 421」、そしてアグレッシヴで直球勝負の「The Answer」はまずまずだが、『Make Yourself』の楽曲ほどヘヴィで手堅くて考え抜かれた出来ばえではない。要するに、『Fungus Amongus』は楽しくてファンキーで肩の凝らない軽量級の内容で、ハードコアなファン向けと言えるだろう。(Katherine Turman, Amazon.com)