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愛の寓話―日活ロマン、映画と時代を拓いた恋人たち Interview with a Romance film Creators vol.2

価格: ¥2,200
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京学参
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インタビューが面白い ★★★★★
1冊目の続編ということで、前作と同じような形式が取られている。
今回も監督たちや女優のインタビューが面白い。
特に印象に残ったのは

★蔵原惟二監督の『エロス学園 感度ばつぐん』のインタビュー。
蔵原惟繕という日活の看板監督の弟という立場から見直すと、なるほど・・・と思う。
★小沼勝監督のインタビュー。
『さすらいの恋人 眩暈』での凍った池に入るシーンの苦労話。
『花芯の刺青 熟れた壺』の刺青を彫るシーンでのエピソード。
★白鳥あかねが語る神代辰巳
『恋人たちは濡れた』の撮影秘話。
★風祭ゆき、小川亜佐美のインタビュー
前作よりも面白い! ★★★★★
前作も面白く読みましたが、この続篇に比べると「まずは作ったことに価値がある」という感じです。今回は、取材される側も、取材する側も、ロマンポルノに近づくスタンスというか感覚みたいなものをつかんだ感じで、インタビューも解説も、前回より踏み込めていると思います。やはりこれは、ロマンポルノという世界に誇るべきプログラムピクチュアが、今までいかに映画史上で放置されてきたか、ということの証明でしょう。みんな、ロマンポルノと再び向き合う準備が出来てなかったんでしょうね。この本、予定ではあと3冊出ることになっていて楽しみなんだけど、本当に大丈夫だろうか? この版元がこうした書籍を出したことは賞賛に値するけど、宣伝とかが全くされてないように思えるのだけど。もったいない。担当者の方、頑張って下さいね!