ニュージャックスウィングがシーンを駆け抜けた1991年、マイケル・ジャクソンはアルバム『デンジャラス』のメインプロデューサーにテディ・ライリーを起用。そしてダークチャイルド旋風が吹き荒れる2001年、待望のニューアルバムに迎えられたのは、時代の風雲児、ロドニー・ジャーキンスである。ポップなミッドビートのファーストカット<6>をはじめとするアップナンバー6曲をロドニー・ジャーキンスが手がけ、前作からのテディ・ライリーも3曲でプロデュースを担当。
温かいサウンドが壮大に広がる珠玉のバラード<10>ではベイビーフェイスを起用し、優しいヴォーカルの<12>はマイケル自らがプロデュースを努めている。R.ケリー、ザ・ノトーリアスB.I.G.、カルロス・サンタナ、クリス・タッカーと、豪華ゲストも顔をそろえた壮大なアルバムだ。(速藤年正)
バライティに富んだ16曲に満足!
★★★★★
マイケル・ジャクソンのファン歴はまだ1年にもなりません。映画『This is it』を観てからですから。映画で“Your love is magical…”と1フレーズだけ歌われている曲にとても惹かれました。それはSpeechlessであり、この『INVINCIBLE』に入っていると知ったとき、本当にうれしくて! さっそく注文しました。
Speechlessはもちろん You are my life や Don’t walk awayといったバラード調の曲に聞き惚れてしまいました。単なるラブソングではない、マイケルの広く深い「愛」を感じます。
16曲も入ってますから、踊りだしたくなるビートのきいた曲もあり、で楽んでます。幅広い虹のように思える高音、絹のような艶を感じる伸びやかな声、力強く迫ってくる歌声を自在に使い分けて、すごいな、とマイケルの才能に感動します。歌詞カードがついてるのもいいです。
大変な完成度です!
★★★★★
初めて聞いたときには、正直ピンとこなかったのですが、今は毎日聴いています。聴くたびに発見があります!THIS IS ITの特典映像の中で、「何世紀かに一度神様は人々のために特別な人間をおくって下さる。彼がそれだ」を聞いたときには(まだ今のようには彼を知らなかった)まあ、何と大仰な!MICHAELさんってユリウス・カエサルレベル?と思ったものですが、今はその通りと思います。彼が正式に作った最後の本格CDの仕上がりはものすごいものだと思います。ありとあらゆる声を駆使し、音をミックスし、心をこめてわたしたちに差し出される16の歌曲。特にSpeechless、You Are My Lifeは心が折れそうなときにもう一度立ち上がる勇気をくれます。とても易しい英語で書かれた歌詞・歌いやすいメロディライン(でも彼にしかかけない!)のため、覚えやすく、必要なときに自分自身に何度も歌ってやれます。 発売当時の音楽批評はあまりよくなかったと聞きますが、時代がやっと追いついたのでしょうか。たくさんの人たちがこのCDに高い評価をつけておられるのをみると、自分の気持ちを代弁していただいているようで本当に嬉しいです。
震えました!
★★★★★
生前最後のアルバムというのにも心を惹かれましたが、
さすがマイケルです。!
ビートの利いたアンブレイカブルから始まり、最後まで
一気にマイケルが迫ってきます。。
実に1曲1曲が完成度最高です。歌詞も素晴らしい、、
是非是非、マイケルのこだわり抜いた音を聞いて
下さい!
最初微妙だったと思う人は
★★★★★
何度も聴いてみてください!私も最初は「今までに比べるとなぁ・・・」と思っていましたが、何度も聴いていくうちに好きになっていきました。これは名作ですよ。今までのアルバムに比べてかなり電子音を多用しています。ジャケットのまんまの世界です。
スリラーの次の曲って…?と思った方は
★★★☆☆
THIS IS ITを観て、スリラーの後のサウンドが気になった方は、その答えがココにある!
映画でスリラーを歌い終えた後、ダンサーがバック・ステージに戻るシーンで、このアルバムの中に収録されている"Threatened”が使われている。
他にも、クリス・タッカーやマーロン・ブランドがPVに登場して話題になった”You Rock My World”もこのアルバムに収録されている。
”Cry”などの落ち着いた感じの曲もあれば、”Threatened”のようにクラブ系のチューンもある。
…が、やはり人々の知るマイケルの名曲は入っていないので、マイケルのベストなどを買った人が、「ついで買い」した方が聴き入れやすいかもしれない。
映画でファンになった人には、ベストを買ったのち、このアルバムを買う事をオススメする。