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Let It Be

価格: ¥1,721
カテゴリ: CD
ブランド: Capitol
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   69年1月の『ゲット・バック・セッション』の風景を追った同名ドキュメンタリー映画のサントラ盤として、70年5月にリリースされた。そのセッション自体が、昔の自分たちに戻ろうというコンセプトで行われたため、このアルバムに入っている曲の大半はファーストアルバム以来のスタジオライヴ形式で録音されている。
   メンバー間の人間関係が悪化していた時期だったことも手伝って、何となくギクシャクした印象のアルバムだが、アップル・ビル屋上でのライヴ録音曲では久々に息のあったバンドサウンドを聴くことができる。(星野吉男)
名曲「Let it be」に寄せて ★★★★★
ビートルズの「let it be」は完全なアルバムでなく「Abby road」が、実質上の最終アルバムであるという説さえありますが、流石のビートルズです。表題曲の「let it be」 のメッセージ性の素晴らしさは、どんなアーティストのどんな曲より、遥かに遠く勝っています。
この「let it be」というタイトル を構成するたったの三語に、どれだけ人は救われることか?
含蓄も、桁違いにとても有用性を含んでいます。
メッセージ・ソングとは、正にこの曲のようなものを、いうのではないでしょうか?
癒し系などと呼ばれている多数のアルバムなど、本当に困ったときには、この名曲一曲ほどには、救いをもたらしてはくれないでしょう。
知った話によると、ポール・マッカトニーはこの歌詞に出て来る、賢しい知恵の言葉をささやく mother Mary を聖母マリアと、ポールの実の母、メアリーにかけているのだそうです。「yesterday」でもポールは、彼は母のことを謳ったものとの告白がありましたね。
若くして、母を失ったポールの哀しみが、よい方向へ作用してビートルズの2大名曲を産み出す原動力になったようです。
それにしても、素晴らしい諭しに満ちた歌詞ですね。
こんなに役立つ実践哲学は、学校の教科書じゃ教えてはくれませんよ。
あっ! 新旧約聖書の中においてさえ、教えてはくれません。
ちょっと待って下さい。私は、何もだからといって、ビートルズの四人を、神格化したい訳ではありませんよ。
誠の神は、ただ一名天におわすだけです。
ただ、このビートルズの解散間近の時期のポールは、天にインスパイアされて、この詩とメロディを(共にがっちり組み合わさって出来ている)思いついたと観るのは、正に正論だと想うのです。
聴いている人の役に立つような歌詞を、この上ない名旋律に乗せて歌にしてしまう。
ありがたいですね。ただ、楽しいだけの曲とは、明らかに違う。
それと、こんなに恥ずかしい想いをしたのは、自分だけだろうと独り寂しく想われた方にとっては、そんなことは全くない。相互認識のためにも、この曲の歌詞のことを考え及ぶと少しは元気が出て、種類の違いこそあれみな、それぞれ何か問題を抱えたことは、誰にでもあるのだと、慰められるし、それに事態への根本的対処のしかたも教え諭してくれる。
みなさんも、壁にぶちあったときには、勇気を出してこの歌の正に words of wisdomを想いながら、何とか困難を乗り切って生きてゆきましょう。
このアルバムにしかない独特の「ぬくぬくとした」「まったり感」が気持ちいい。実際には一触即発のピリピリした制作状況だっただろうに。 ★★★★☆
このアルバムは、制作の裏事情とかが色々と頭をよぎってしまうアルバムのようですね。録音時のメンバーの関係性が最悪だったとか、結局空中分解して宙に浮いたセッションの音源をフィル・スペクターがまとめ上げたらポールの逆鱗に触れてしまった…とか。

でも自分みたいにBeatlesをリアルタイムで経験した訳ではない人間で、それこそ『獄門島』で"Let It Be"を知ったような人間は、そういった裏事情抜きで純粋に音の良し悪しで好きか嫌いかを判断する訳で。で、自分はこのリマスター版で初めてこのアルバムが好きになりました。元の盤を聴いた時は「音が良くない」と感じたし、ネイキッド盤を聴いた時はちょっと生々しすぎるような気がしたんですね。ただし「ロング・アンド・ワインディング・ロード」だけはネイキッド版の方が好きです。あれは正にポールの魂の叫びという感じが伝わってくるから。

このリマスター版(かつスペクター監修版)について言えるのは、アルバム全体を通じて「ぬくぬくとした」「まったりとした」感触で貫かれていることです。Beatlesのアルバムは中期以降先鋭的な、ヒリヒリした感触が伝わってくるものが多いけど、このアルバムでは「原点回帰」や「(バンドとしての)まとまりの復権」が意識されていて、比較的シンプルなアレンジでアメリカンな、R&Bやソウル、カントリーっぽい音楽性が展開される。その一見のどかで素朴な表面の一枚下にはメンバー間のピリピリした関係性や一触即発の緊張感が横たわっている…一時のクラプトンやザ・バンドみたいに弛緩しきったレイドバックサウンドと一線を画す音に仕上がっているのはそんなバンド内の事情もあっての事なのでしょう。

完成度では明らかに『アビーロード』の方が上です。だって、あっちは解散を前提として「どれだけ綺麗で見事な幕引きを用意できるか」という作品な訳だから。でも、あの作品があれだけの物に仕上がったのは一度この 『レット・イット・ビー』でポールが自分の感傷や切なさを出し切ったからこそ、という気もするんですよね。その点において、『アビーロード』は絶望から出発しているのだけど、『レット・イット・ビー』では必死に希望のかけらを見出そうとしているというか。前者が客観に基づいた職人仕事だとしたら、後者は周りが見えない程主観で「入り込んでる」というか。まるで「恋は盲目」みたいな感じで。
最初に聴いたビートルズ。そして最初に聴いた洋楽。 ★★★★★
「ビートルズといえば Let it be だろ?」という理由だけで購入した兄のCDを勝手に借りて聞いたアルバム。
「Let it be」は素直に良い曲だと思った。オーケストラが流れる中、力強いギターソロの間奏は天国に召されてしまいそうだった。
後に知るのだが、今作はフィル・スペクターによるアレンジでシングル版とはアレンジがまた違うのだが、
自分はこのアルバムの「Let it be」の方が好きである。シングル版の方がリアルで幻想的には聞こえないような気がする。
また、今作は既にビートルズ崩壊後にジョンの依頼でフィル・スペクターが何とか形にしたという、
「ゲットバックセッション」の寄せ集め的作品になっているので、今までの作品と比べるとまとまりにやや欠けるものがある。
それでもよくここまでまとめたと思うし、このアルバムを聴いたのがきっかけでビートルズが好きになったのも事実である。
率直に良い曲ばかりで「I Me Mine 」、「I've Got a Feeling 」や「One After 909 」はロックしていてかっこ良いと思った。
今、思えば過去にもっと素晴らしいアルバムもあるのに、このアルバムで自分をぞっこんにさせるなんてビートルズはすごい。
ここでビートルズなんて…と思ってしまえば、このあと洋楽すら聞かなかっただろう。
そういう意味では、私にとってビートルズは洋楽を聞く入口をつくってくれたアーティストである。
「Let it be」というタイトル故に意外とここから初心者は聞くことが多いかもしれないが、
これをきっかけに、彼らの奥深さとビートルズを聴く素晴らしさを知ってもらいたいと思う。
買いですが・・・。 ★★★★☆
内容の良さとは無関係ですが、リマスターで全体がクリアになって、ライヴならでは、とまで訳知り顔はしませんが、そういったうま味成分のようなものが失われて、スタジオでの録音のような音になった印象を受けました。賛否あるでしょうが、個人的にはすこし明瞭に過ぎるように思えます。ただし、頭のなかにあるルーフトップの映像なんかを忘れ去ってしまえば、フィル・スペクターが音を被せている曲などはかえってこのリマスターの音の方が合ってるようにも思います。
The Long and Winding Road ★★★★★
Anthology3のジョージ・マーティンのプロデュース版も好きだけど
やっぱりオーケストレーション満載のフィル・スペクターのプロデュース版もゴージャスで好きだ!

Any way, you'll never know

オーディエンスの反応がリアルな Wings Over America のも好き
実際に見た Tripping The Live Fantstic のはまぁまぁ好き
歌詞を前向きに変更した Naked と Back in The のは微妙
「わざわざなんでレコーディングした?」と思ってしまう Give My Regard to Broad Street のやつは大嫌い

しかし

このアルバムはやっぱりこれです
[The Long and Winding Road]のエンディングは”Yeah!,Yeah!,Yeah!,Yeah!”
[Two of Us]のジョンのイントロダクションやエンディングの口笛
次の荘厳な(笑)[Let it Be]のイントロとして考えればカッコイイ、フリーキーなジョンのトーキングブルーズ[Dig it](フルで収録してもイイくらいだ)
[One After 909]のモーリンへの謝辞
[Get Back]後の"woo!"とジョンのスピーチ

耳に馴染んでるよ

実質的なラストアルバムでなかろうが、ポールがなかったことにしたいと思っていても、フィル・スペクターのオーバープロデュースがどうしたと言っても
このアルバムがビートルズの現役時代のラストアルバムという事実は変わらない。