「芸」「食」「睡眠」は阿佐田哲也のど真ん中
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「無芸大食大睡眠」(集英社文庫)ってすごいタイトルだなーっ。「芸」「食」「睡眠」は阿佐田哲也のど真ん中だなーっ。そのまたど真ん中がギャンブルなのでしょうが・・・
人生にはたくさんの試合があって勝星や負星が無限に続く。小さな勝ちや負けを経験しながら、一方で通算打率をよくしていく気力を持ち、一方ではまた負けの味をかみしてていくうちに自分以外の者の負けについても配慮が湧いてくる。(P.266)
ギャンブルからそうゆうものを教わったと書いてありました。
生きるってそうゆうことなんでしょうね。
負け=失敗 と置き換えると
一度や二度の失敗なんてへのかっぱ。
何百回失敗してもOK。
という人が結果として成功するらしいけど
ボクはまだ負けが足りないなー。
阿佐田哲也の作品を何度も読み返してますが、
読む度に新たな何かを見つけてるような気がします。
だから病み付きになるんだナ。