大胆な空想の世界
★★★★☆
ここ2、3年の新しい絵本では絶対はずせない。見開きからいきなり話が始まる斬新なつくりは、子どもたちをすぐにひきつける。「100%ORANGE」という二人組みのイラストレーターによる傑作。既成の絵本画家とは違う新しい才能が輝く。ちょっと大きい子にも人気がある非常に洒落た絵本。牛乳がこぼれだして止まらない。すごそこにある想像の世界が楽しい。
期待を裏切らないです
★★★★★
やっぱり最高に期待通りでした。買って良かったです。大事に読みますm(_ _)m
さぁたいへん!
★★★★★
よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまった!
そこからはじまるものがたり、っていうか妄想?
ものがたりはハラハラドキドキ、どんどん展開していく。
にやりとさせられたり、プププって笑ったり
ページをめくるのがたのしい。
子供も楽しめるけど大人の方が楽しんじゃうかな。
そんな絵本。絵本のカラーがとっても綺麗。
牛乳色の白昼夢
★★★★★
わかるわかる! よしおくんの気持ち。
誤ってテーブルの上のコップやびんを倒してしまったときの瞬間。
ヒャっと思うよりも先に、ドクドクと勢い良くひろがる液体。
このまま増えつづけて、まわりに溢れ出してしまうのでは。
なんて妄想を誰もがしたことでしょう。 少なくとも約0.03秒くらいは。
本書は見返しからいきなり画面が始まる。
間髪いれずに次のページで、牛乳をこぼす。「しまった」
おとぼけ顔のよしおくんが、ぼーっとしているうちに牛乳はどんどん部屋を満たしてしまう。
そしてあっと言う間に、まわりは牛乳の海になってしまうというスピーディな展開に
ハラハラドキドキしてくる。これは洪水どころではない。
けど、牛乳だったらなんとかなるか という不思議な安心感にも満ちている。
作者のもち味がなせる技ですな。
このあと、変な看板や怪しい魚、船乗りまで登場し白昼夢はどんどん加速する。
まあ、このまま牛乳の溢れた世界でもいいか なんて気持ちになりましたが
ちゃんと元にもどるので、ご安心を。
よしおくんへ 次はビールをこぼしてくれ!