ドラッカーは、デール同様、経営管理者の仕事は本質的に人々に命令することではなく、むしろ、いろいろなマネジメント職能に貢献させることである。ドラッカーは、経営管理者を明らかにするための基準は、職能への貢献の責任であり、権力よりも職能が決定的な基準であり組織の原理であらねばならないと言うのである。しかしながら、デールとは対照的に、ドラッカーは、マネジメントは、価値、慣習そして信念の伝統に根付いた社会的職能であり、そして行政的、行政的システムを基準にする社会的職能であると言うのである。
しかし、部分的に現在の経営戦略論に慣れている私たちに
とっては馴染みのない言葉があるので、理解しにくい部分
がある。