大団円はいいけれど。
★☆☆☆☆
読み進むにつれてこの5巻・・・。笑うしかなくなってきちゃって。(^^;)
ハッピーエンドは好きですけど。
でもこんなに何もかも無理やりな展開でなくても〜〜〜!!!!!
と、冷や汗をかいてしまいました。
納得いかないところが多いかったんですがそれでもドラマがなかなか面白かったので
原作を読んでみたんですが・・・。
「この作家さんはすごく人気のある大家らしいから
ドラマの破綻しているところはきっとドラマの脚本のせいで
原作はしっかりした話なんだろうな〜。」とわくわくして読み始めたら。
違うよ!原作からこの調子なんだ!!!とよく判りました。
特にこの5巻の破綻ぶり!!
いっそ爽快です。
読みながらちょっと気が遠くなったのは私だけなんでしょうか?!
この戦争シーンは背景も何もかも曖昧で無茶というのは置いておいても
ご都合良すぎ・・・。それも相当な力技。
どれだけ命を助けてやっても今までは
楊過を事あるごとに悪く思ってきた黄容と郭芙がもう気持ち悪いぐらいに
楊過を大絶賛。小龍女は相変わらず書き手に都合のいい女だし、
みんなに英雄!と言われちゃうし。
もう怖いくらい。
なんだか今まで読み通したのが一気に馬鹿馬鹿しく・・・。
まあドラマで語られていないところが判って良かった。
1度は読みたかったのでいいです。気が済みました。
でも、これが・・・中華圏で大人気の作家・・・?微妙な心境。