ちょっとウルっときました
★★★★★
くれよんくんシリーズは子ども達も大好きです。本屋さんで最新刊が出ていたので読んで欲しいとせがまれ、何気なく読みましたが最後にホロリとする場面が出てきて、読みながら少し困ってしまいました(^ ^; 他のくれよんくんシリーズとはノリが少し違いますね。私は人が人を想う心の暖かさや、せつなさを感じてウルっときました。
もっと推敲してほしい
★☆☆☆☆
なぞのおばけの存在にハラハラ、ドキドキしながら仲間を探しに行くくろくん。
しかし、ページをめくるドキドキ感がそのつど裏切られてしまいました。
物語をひろげるために、出てくるいろんなものが、本筋を弱らせてしまっている気がします。
おばけの正体を探しに行ったはずなのに、くれよんの仲間があっさり出てきて、新しい登場人(?)物が。その登場人物が文の中であっさり正体を知らせてしまいます。「ゆうきをだして」「…だったのです」など、ことばに頼りすぎていて、絵を眺めても何も伝わってきません。
起承転結もあいまいです。命の尊さを伝えたいのかもしれませんが、物語に出てきていない亡くなったおばあさんのもとへ旅立つ、という展開を最後にもってきたのにも無理があるのではないかと。なのにラストシーンは「探しに来てくれてありがとう」どこに主題があるんじゃい!と読んでいてイラッとします。
「くろくんとなぞのおばけ」、おばけの正体は・・・!
★★★★★
絵本作家・なかやみわさんの「くれよんのくろくん」シリーズ。その第3弾が発売になりました!5年ぶりの最新作です。目がさめると、きいろくんがいません。みんなでさがしましたが、見つかりません。それどころか、目がさめるたびに、次々に なかまのくれよんたちがいなくなってしまいます。ひとりぼっちになった くろくんが、あやしい あしあとをたどっていくと・・・。命の大切さ、あたたかさ、人を思いやる気持ち、心の中に ずーっと残ってくれたら、うれしいですよね♪ 2009年7月発行