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BASTARD!! 17 (ジャンプコミックス)

価格: ¥410
カテゴリ: コミック
ブランド: 集英社
Amazon.co.jpで確認
過去の遺物 ★★★★★
季刊誌で連載されていたこの巻までは他者の追随を許さない圧倒的な画力で最高峰の描画クォリティを維持していましたね。
この手の(トーンを使いまくるのが特徴の)美麗なアート系の漫画家といえば他にも桂正和や小畑健といった方々がおられますが、
本作の著者である萩原一至氏はその分野の先駆けではないでしょうか?その才能は正に奇跡的。感嘆の一言です。
ですが、この後古巣の週刊ジャンプで月イチの変則的な連載形態をとるようになった事を契機に作画や物語に破綻が目立ちはじめます。
それが非常に残念でなりません。私の中ではバスタードは罪と罰編で未完の大作と言う事になっています。
この後の・・・ ★★★★★
方舟の行方を誰か私に教えてください(泣)
一番いいところが打ち切られてしまったのは本当に残念です。
コミックは続巻されているけど、
私が一番気になるのはまさにココ!
ダーク・シュナイダ-、サタンと出会う ★★★★★
キング・クリムソン・グローリーの霊力炉を暴走させて、宇宙開闢時のエネルギーを
発生させ、封印空間からダーク・シュナイダ-を救出しようとするアビゲイル。
そして、それを阻止するため、霊力炉の破壊を狙う天使たち。
天使たちと、魔戦将軍の戦いは、熾烈を極めた。

ここに、別格の力をもつ「力天使」「能天使」それぞれ第7位、第6位の天使が降臨した。
彼らは、圧倒的な力で、魔戦将軍をやっつけていく。

さらに、ものすごいパワーをもった天使が現れた。
最高位天使、ミカエルである。
「哀れな人類よ。おまえたちは、いつまでたっても、理想社会を作れない。

おまえたちの悪は、外から来るものではなく、自分の内から来るものなのだ。
神の意志は、おまえたちを滅ぼすことだ。」

ミカエルの神力は、宇宙に広がるほど強く、人間では対抗できない。
「ロイヤル・ハント」炎の鳥によって、全滅されそうになる。
ここで、堕天使ルシフェルの幻が現れ、「待て、ミカエル。」と声をかけた。

かつて、ルシフェルを敬愛していたミカエルは、思わず攻撃をストップする。

一方、地獄におりたダーク・シュナイダ-は、肩から刀をはやした、黒いマントの不思議な男に出会う。
男は「俺が、サタンだ。」というのであった。

BASTARD 17 ★★★★☆
「BASTARD!!」は1987年に読みきり掲載され、後の1988年から連載ものとしてスタートしたファンタジーアクション漫画。剣と魔法の存在するロールプレイングゲームの雰囲気をもった世界が舞台で、物語は邪悪な魔法使いであったダーク・シュナイダーが、封じ込められていた少年ルーシェ・レンレンの中から開放されるところから始まる。萩原一至氏独特の精緻でありながら激しい動きと迫力を感じさせる画はそれだけを見ていても全くあきない。休載が激しい漫画でしたので、わかりづらいところが多かったが、纏めて読むとその面白さがよくわかる。本巻では“るーしぇ”の言葉に従いD・S復活の鍵となる方舟のエンジン制御を解除していくアビゲイル。これを阻止する天使軍との死闘は続く。一方D・Sは、虚構空間でサタンと名乗る男と出会うのだが!?