キング・クリムゾン・グローリーでは、主天使6人が合体して、燭天使ルシフェルに攻撃をかける。
ルシフェルは、圧倒的な力で、主天使を葬り去る。
しかし、星幽体で主物質界へ出現したルシフェルは、エネルギーが切れ、消滅する。
「ダーク・シュナイダ-とルシフェル=ルーシェ・レンレンは、一体。
ルーシェの愛するものは、ダーク・シュナイダ-も愛している。」
ここで、大天使長ミカエルが現れる。
彼女は燭天使、第一位の天使で、無限の戦闘能力を持つ。
その使命はただ1つ、人間を地上から消し去ることだった。
ティア・ノート・ヨーコは、「白銀の癒し手」を使い、傷ついた仲間を助ける。
竜戦士ラーズ、魔戦将軍たちは、勇気を得て、天使たちと互角に戦う。
アビゲイルは、ダーク・シュナイダ-を封印空間から戻すために、霊力炉の
4つの制御装置をはずしにかかる。
「BASTARD!!」は1987年に読みきり掲載され、後の1988年から連載ものとしてスタートしたファンタジーアクション漫画。剣と魔法の存在するロールプレイングゲームの雰囲気をもった世界が舞台で、物語は邪悪な魔法使いであったダーク・シュナイダーが、封じ込められていた少年ルーシェ・レンレンの中から開放されるところから始まる。萩原一至氏独特の精緻でありながら激しい動きと迫力を感じさせる画はそれだけを見ていても全くあきない。休載が激しい漫画でしたので、わかりづらいところが多かったが、纏めて読むとその面白さがよくわかる。本巻ではヨーコの命まで奪おうとする天使軍。彼女を救ったのは降臨した堕天使“るーしぇ”だった。しかし力を使い果たした彼は消滅してしまう!。もはや人類最後の希望は、D・Sの復活以外にはない……。