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百寺巡礼 第二巻 北陸 (講談社文庫)

価格: ¥590
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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行った所の記述 ★★★★☆
 何年か前に立ち寄った、富山高岡の瑞龍寺が出ていたので、どの様に記述されているか興味があり購入した。さすが、歴史的背景を織り交ぜながら、非常に興味深く展開されている。
 今度再訪する事ができたら、文中にある「カレーうどん」を食べてみたい。
待ち望んだ文庫化です。 ★★★★★
文庫化され手に取りやすくなった思いがします。古刹という言葉があるように、お寺は概して古い建物です。そのお寺には本尊があり、山川草木のように大勢の人間の行いをじっと凝視してきました。ある時は火を放たれ焼け落ちることもあったし、人間に救い出されたこともあったようです。北陸は、浄土真宗の盛んな土地柄です。真宗王国として自治が営まれた時代もあったそうです。信長に挑んだ一向宗は、その戦いの中で二派に別れてしまいました。人は別れても寺院はただ黙ったまま、じっと人の姿を見続けてきたでしょう。五木寛之さんの百寺巡礼は、紀行文としてもとても風情があります。寺院の辿ってきた道のりとそこで暮らす人々の係わりが日本的な宗教観を想起させてくれます。日本海を臨む北陸の地の文化と歴史を思い描くと共に私達日本人の辿ってきたおかしくもあり、ものがなしくもある歴史に浸る思いです。
五木さんらしい ★★★★☆
 第二巻に北陸を持ってくるところがいかにも五木寛之らしくて微笑んでしまう。五木といえば真宗。真宗といえば北陸。

 永平寺を除けば聞いたことのない寺ばかり。しかし文を読むとそれぞれ個性があり、魅力的である。行きたいなあ。

 一つだけ、言っておきたいことがある。これは本巻だけの問題ではないが、写真があまりよくない。星を4つに減らす。

 

単なる寺院案内ではない ★★★★★
五木氏が、寺の案内をする観光案内の本ではない。五木氏の歴史や人生経験を通した寺院参拝とその裏に秘められた小説家の眼で観察した本である。一編毎の文章が、一編の小説に値する様に感じられる本である。

寺回り等古くさいと感じられている若者に是非とも呼んでもらいたい本である。観光案内書としては、別冊のガイド版が出ているので、併せてみれば、より一層寺回りをしたくなるであろう。

旅への誘い ★★★★☆
 百を超える世界の国々の中で、モノの豊かさや技術の確かさでは決して引けをとらないこの国。でも、不安や不満を抱えながらこの国で生活している人々の数が少ないなんて断言はできない。
 そんな日常の時間から足を踏み出して、千年の時の流れの中へ、著者とともに寺を巡る旅へと出かけよう。人生という旅をしている私達なのだから。
かみさんと百寺巡りを始めました。 ★★★★★
かみさんと百寺巡りを始めました。