見難い。
★★★★☆
ジョルダンの標準形の説明でベクトルでも、太字でなく
スカラーと同じ記号なので読みにくいです。
単因子論の証明も、図示されれば分かりいいのですが、言葉だけであやふやです。
むしろ後半4章からの群のほうがきそてきな感じがしました。
例も多いのですが、多分中島さんの、代数と数論の基礎で
環の説明を見ながら、その後に群を勉強するほうが、わかりいいです。
この本は、少し説明が飛んでいるので各自で補わないといけない
のですがそれが大変です。3巻より先に9巻を読んだほうが良いと言う
ことなのです。それが巻の順で読むと、易から難に進むようになっていれば親切だと思います。