おじいちゃんの話を「聞き」それをそのまま高校生が「書く」。
「聞き書き」というコミュニケーションを通して、
今の世の中に足りないものが見えてくる。
今の世の中に埋没しているものが見えてくる。
世の中には偉い人はたくさんいるんだ。
本を書いている人、テレビに出ている人、新聞に出てくる人、
そんな人だけが偉人ではない。そのことに気づかせてくれる本。
とりあえず、近所の豆腐屋さんと話してみよう。
八百屋さんと話してみよう。
その道のプロには、その道のプロにしか見えない広い世界があるようだ。
この本を読むと、そんな世界に触れたくなっちゃいます。
全国の自治体が、地元おじいちゃんへの聞き書き甲子園をやれば、
素敵な日本になることでしょう。