スコットヘンダーソン流ブルーズ炸裂のライブアルバム・・・とにかく巧いし凄い!!
★★★★☆
2004年リリース・・・トライバルテックと並行して活動(?)しているブルーズトリオでのライブアルバム。ブルーズとは言え、とにかく変態的(笑)なアプローチで弾きまくるので、まさにこの人ならではの凄まじい演奏が楽しめます・・・ボーカル入りの曲もあるので、トライバルテックよりは聴きやすいか(笑)。資料的には(DISC2−2のみローマ)、カリフォルニアでのライブが収録されています。メンバーは、スコットヘンダーソン(G)・カークコヴィントン(Dr/Vo)・ジョンハンフリー(B)・・・70年代の風貌を持つベーシスト:ジョンハンフリーが、意外とこのバンドサウンドのキーパーソンだと感じますね(トライバルテックの二人と演るんだから、凄いです!)。同メンバーでのツアーのブートも出回っていますが、是非オフィシャルな映像で観たいものです・・・独特な個性的風貌のオッさん達がラフな格好で、とんでもない(笑)演奏をくりだすのですから、そりゃ凄いですよ(笑)。ジャケ違いの日本盤もリリースされていますが、ライブなこっちのジャケがオススメです・・・値段も安いし!!それにしても、トライバルテックのアルバムを廃盤にしてしまうこの状況、ほんと嘆かわしい・・・スコットとゲイリーウィリス(B)の素晴らしい演奏は、もっと評価されるべきです!!
Real Live
★★★★★
バカテクベーシストGary Willsとともに硬派フュージョンバンドTribal Techで活動している、これまたバカテクギタリストScott Hendersonのライブである。本作は彼のサイドプロジェクト(本当はこちらをやりたい?)、いわいるブルースバンドのライブであり、最新のソロアルバムからの選曲が大半を占める。
Scott Hendersonは古くはChick CoreaやJoe Zawinulらとの競演し、ギタースタイルはフュージョンの文脈を持つが、彼のルーツにはブルースロックが流れており、本作品でもJazz風、Free風解釈のブルースインプロビゼーションが堪能できる。
このライブはトリオ編成のバンドであるため、Scott Hendersonのギターが時にはスケールを駆け上がり、時にはアウトし、時にはトレモロを使いながら縦横無尽に走り回る。ストラト系のギターのMidを軽くブーストしたつややかな音色が、ただスピードとディストーションだけのテクニカル系ギタリストとは、明らかに一線を画していることを教えてくれる。
Real Live
★★★★★
バカテクベーシストGary Willsとともに硬派フュージョンバンドTribal Techで活動している、これまたバカテクギタリストScott Hendersonのライブである。本作は彼のサイドプロジェクト(本当はこちらをやりたい?)、いわいるブルースバンドのライブであり、最新のソロアルバムからの選曲が大半を占める。
Scott Hendersonは古くはChick CoreaやJoe Zawinulらとの競演し、ギタースタイルはフュージョンの文脈を持つが、彼のルーツにはブルースロックが流れており、本作品でもJazz風、Free風解釈のブルースインプロビゼーションが堪能できる。
このライブはトリオ編成のバンドであるため、Scott Hendersonのギターが時にはスケールを駆け上がり、時にはアウトし、時にはトレモロを使いながら繊細なうねりを送り出し、縦横無尽に走り回る。ストラト系のギターのMidを軽くブーストしたつややかな音色が、ただスピードとディストーションだけのテクニカル系ギタリストとは、明らかに一線を画していることを教えてくれる。