人魚。
もう、存在自体が切ないのに、人間の王子に恋してしまう。
この設定から、アンデルセン、只者ではない！
子供のころ、読んでもらっては、センチメンタルにひたったあのお話ですが、おとなになって、しかもツヴェルガーの絵を鑑賞しつつ、もう一度。
なんだか、また、ちがった感じを受けました。

ツヴェルガーの透明感あふれた、でもちょっとシニカルな絵がぴったりです