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宇宙戦争 [DVD]

価格: ¥3,129
カテゴリ: DVD
ブランド: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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   H・G・ウェルズが1898年に発表した小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化。世界各地で異常気象が発生するなか、港湾労働者のレイが住むアメリカ東部の街でも奇怪な雲が立ちこめ、稲光が落ちると、地底から巨大ロボットのような物体が現れる。異星人の襲来だと知ったレイは、別れた妻から預かったふたりの子どもを守りながら、必死に逃走。しかし、異星人のパワーは予想以上で、街はどんどん破壊されていく…。
   オープニングから静かに恐怖が高まり、いざ異星人の攻撃が始まると、畳みかけるような迫力映像の連続。この前半には息をのむ。60mものトライポッド(異星人が操る兵器)がビルやフェリーをいとも簡単に破壊し、人間を一瞬に消し去る光線を発射するのだが、このあたりのパニック映像には、スピルバーグの真骨頂が発揮される。中盤からは、生け捕りにされた人間の悲惨な運命や、ついに姿を現す異星人など、スリリングな場面も配置。これらを2時間以内にまとめた手腕もさすがだ。トム・クルーズ演じるレイと子どもたちの愛のドラマも前面に押し出されているが、あまり印象に残らないのは、映像のパワーゆえだろう。(斉藤博昭)
人のものさしで宇宙は計れない ★★★★☆
あれだけの科学力をもちながらなぜ細菌のリサーチすらしてなかったのか…ということについてですが、
それは人間の立場での固定観念による考えだと思います。

仮に本当に高度な文明を持った知的生命がいるとして、 ある部分で人類を圧倒する技術力を持っているからといって人間が持つ文明や知恵の全ての部分で勝っているとはかぎりませんよ。

なぜなら人間とは全く別の環境で別の過程で進化をした生物だからです。

トライポットのような圧倒的な兵器をつくる技術がある一方で、別の部分で人間の文明よりはるかに劣っていることもあるはずなのです。
それは彼らの環境の中では進化させる必要がなかった部分だったのでしょう。

そのほうがよりエイリアンとして現実味があるのではないでしょうか?

恐らく彼らは自らの環境の中での進化の過程で細菌による危機に晒された経験がなく、有害な細菌の有無をリサーチするという発想そのものが欠如していたのです。

地球に来てなぜ自分達が弱っていくのかすらも解ってなかったのかもしれませんね。

たしかに演出的にはあっけない終わり方ではありますが、そう考えてみると人間の固定観念の虚をついた味のあるラストだったと思います。
面白いけどな・・・ ★★★★★
賛否両論あって極端な評価に分かれてしまっている『宇宙戦争』だけれど、個人的には面白かったな。
まぁ、アラはありますよ。まさかウェルズの原作通りに火星人が攻めてきた!っては出来ないから、設定上無理な箇所はあります。
でも、あんなのが突然現れたら逃げ惑うしかないと思いますよね。通常兵器に過ぎないF/A-18で敵の宇宙船を撃ち落としている某宇宙人来襲映画に比べれば無理な部分は少ないと思います。某宇宙人来襲映画は宇宙人のコンピューターに”アレ”を感染させるなんて言うのもありましたが、ちょっと無理があり過ぎますよ。
よく聞く批判の中に、トム・クルーズ演じる主人公の描き方には無理があると言う意見がありますが、実際にああ言うタイプの人はいますよ。自分の知っている人でも何人か似たタイプの人がいます。だから私個人としては感情移入も容易だった。
誰かが言っているけど、これは戦争映画なんですね。しかも相手が得体の知れない者だけに恐怖も感じる。
冒頭のシーンも好みが分かれるみたいですが、個人的にはあれで良かったと思います。
ラストは・・・原作がああだからしょうがない。余りに有名なラストなだけに意外性は微塵もないですが、原作である小説『宇宙戦争』が余りに有名な古典的な名作だから、それは仕方のない所。
ダコタ・ファニングもギャーギャー騒ぎすぎって事もないですよ。映画に出てくるような子供は美化したがる傾向がある人にはついてけない部分があったと思いますが、現実の世界に住んでいる子供はもっとギャーギャー騒ぎますから気になりませんでした。
最後にこれは爽快感を得る為の映画じゃありません。パニック映画でもあるし戦争映画でもある。だから「やったー!勝った!」と言う類の爽快感というのはありません。
爽快感を得たければ某宇宙人来襲映画を見た方がいいです。あっちの方が爽快感がありますから。
でも、この映画。間延びした演出もあったので、個人的にはここはマイナス評価。
それでも★五つ差し上げます。
CGで恐怖を描くよりも人間ドラマを描くべきだった ★★☆☆☆
生きるためには、どんなに優しい人格の人間も、恐怖で善意や優しさを失い狂気に走る、描写が十分描かれないのが、この映画の不満です。

大混乱に陥った人間の狂気の描写がいまいち足りないような気もします。
リアルCGで恐怖シーンや無駄な部分が多いのが、逆説的には、この映画の質を落としたと思います。


宇宙人の情け容赦ない人類への攻撃よりも、自分が生き残るために、恐怖で理性を失い他の人間を平気で殺す、奪い合い、逃げ回る人間どうしの醜い争い、弱者である老人や子供が取り残され、商店から火事場泥棒をするなど、宇宙人の侵略よりも、大混乱に陥った人間の狂気をリアルに描いたほうが良かったと思います。

登場人物が少なすぎるため、恐怖による狂気が中途半端にしか描き切れていないです。
だから、人間ドラマとしては失敗だったと思います。


「宇宙戦争」は現代の視点では、ドレークの方程式では、銀河系の知的生命体との遭遇は、3億円の宝くじに当選するよりも遥かに確率が少ないと考えられている
現代科学では、この映画は、もはやSF映画ではない。SFファンから見れば、スピルバーグ監督の「宇宙戦争」はSFではありません!


とても恐ろしい描写を描ききったところは賞賛しますが、恐怖のみだけになると安物のホラー作品とは大差ないのではないかと思います。
(火の海になっても猛スピードで走り続ける列車、川に流れる人間の死体がたくさん流れるなど、まるで悪夢のような強い恐怖を感じました。)

ある意味では無駄が設定が多すぎた、(宇宙人の登場シーンや植物状の血管のようなものなど無駄です)
ピントがずれている、何に焦点を当てているか曖昧さが、この映画の失敗だったと思います。SFではないからSF的な描写は不要です。
ある意味ではスピルバーグ監督が尊敬している黒澤監督に、足元に及ばなかったという印象があり、とても残念に思います。

一人称現在で描かれた被・虐殺風景。 ★★★★★
 この映画はSFものでも侵略ものでも、パニックものでもない。
 では、何なのか? 即ち、虐殺の風景だ。それも、一人称現在形の。

 たとえば第三帝国下のユダヤ人でも、船につめられ奴隷とされたアフリカ系住民でもいい。
 殲滅と金銭。それぞれ一応の理由はあるけれど、それが「個人にとって」何だというのか。
 あなたがそのうちの一人だったとして、それを聞いて納得できるものだろうか。
 納得のいくはずもない、いやそもそも、ただ理不尽としかとりようがないのが常だ。
 そしてそんな状況に、人は冷静に対応できるものだろうか?

 思えば『夜と霧』も『ショア』もドキュメンタリー、つまり事後の映像でしかなかった。
 一方この映画は現在進行形で、しかも911やボスニア紛争などを思わせるカットを、
 意図的に(それも鮮明な映像で!)導入しており、心胆を寒からしめる出来となっている。
 
 もちろん、挙げていけば際限なく難はある。
 たとえば恐怖が具体的になってしまった後半は、前半と比べやや落ちざるを得ない。
 けれどラストについてはある話を挙げておきたい。

「知人が家を建てたんだ。一生に一度だろうからって、頑丈にね。そこは、まあ、地震なんて起こらないって言われてた所だった。挨拶回りした近所からも笑われた。そんな大袈裟なってね。で、翌年が95年だ。近所は壊滅した。知人の家は平気だった。その時近所の人間は、自分の迂闊さを呪っただろうか? ……まあ、きみならそうするかも知れないな。いや悪い意味じゃない。きちんと自分を責めるのは、本当に強いってことだよ。けれど、もう結末は見えてると思うけど、そ奴らは知人の一家を恨んだんだな。悪いのはそりゃ地震だよ。そりゃそうだ。けど地震を恨んだからと言って、どうにかなる訳でもない。相手は天災だからね。恨んでもどうしようもないし、第一具体的じゃない。といって自分を呪うなんてのは、そこから自分を省みるなんてのは、よくよく耐えられることじゃないんだよ。結局いたたまれなくなって、知人は引っ越しちゃった」

 以前にこの話を聞いていたせいもあり、
 無事だった一家が近隣の憎悪を受けるであろう、ということは想像に難くなかった。
 好悪はさておき、これは見ておくべき映画だろう。
 スピルバーグは一体、どこへ行くのだろう……これが見終わった後の、偽れない本音だった。
 もしこれを読んで、興味を抱いた方がいるなら幸いだ。
全力で突っ込め! ★★★★★
あまりの評価の低さに驚いた。
アクション超大作として期待して観た人はガッカリしたのだろうか?
私は違った。
映像に5つ星をつけているわけではない。
この、突っ込みどころ満載で、観終わった後に「くだらねえ!」と笑ってしまう脚本に星5つをあげている。

まず宇宙人、雷に乗ってどうやって地下のロボットに乗り込んだんだ。
そもそも雷に乗るって何だ。しかもスローで映ってるじゃねーかw
地下鉄工事でよく見つからなかったな!
地下に埋め込んで、あんなめんどい方法で乗り込むなら、埋め込まずにそのまま侵略すればよかったのにな!
 
とまあ、突っ込み始めると、終始キリがない。
オチも「なんじゃそりゃ!」とズルっとこけてしまうこと間違いなし。
これだけお金をかけて、ここまで底辺な映画を作ってしまうハリウッドに乾杯。
まじめに作ったコメディ映画より100倍笑える。