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七田式子育て理論36年の法則 頭のいい子を育てる「語りかけ」と「右脳あそび」 (講談社+α新書)

価格: ¥880
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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七田先生の入門書ならコレ!! ★★★★☆
 私は、そして我が家では、七田式なる子育てを
実践していないので実体験として本書を評価する
ことは出来ません。しかし、「子育て」に興味を
持たれた方なら、必ずこの七田式というのを耳に
することと思います。七田先生の本は何冊か、
読ませていただきましたが、全体像と根本を理解
するには、本書を最初に読まれるのが最適だと
思います。

 本書に限らず七田式では、子供たちの持つ
可能性について随分と紹介されています。実際に
子供と接して、子育てをする中で、確かに大人の
常識では分からないこと、もしくは大人が忘れて
しまった感覚や能力を子供たちが持っているのに
気付かされることが多くあることから考えても、
七田先生の行っておられることの意義は大きいと
思います。

 いわゆる「詰め込み」や「押し付け」とは
異なる、親子の関係やしつけ、そして、教育の
根本について問いかけるような七田先生の考え方
の基本を理解するのにおすすめです。

但し・・・
 子育て、教育どちらにも共通するのは、
親の姿勢が問われると言うことであり、
七田式の教室にお任せや教材だけで対応などの
ようなことでは何一つ身に付かないような
気がします。
お母さんに是非とも読んで欲しい ★★★★★
七田眞さんの右脳教育の考え方、幼児教育の考え方・各種事例がコンパクトにまとまっているので、お子さんを持った方に最適です。

通読して一番感じるのは、子ども(人間)の可能性を信じることと愛情を持って育てることの2点だと感じました。つまり、この2点がなければ、どんなに素晴らしい教育をしても、「仏作って魂入れず」になってしまうと思います。

【特に印象に残ったこと】
1.「世界各地における潜在意識レベルの教育法について30年以上も研究してきましたが、日本の教育者、七田眞の研究が特に重要です。その成果はアメリカでも見事にあらわれています」~アメリカの脳科学の権威 エドガー・ミッチェル博士
2.「ユダヤの優秀児を育てる学習方法の秘密は①狭く深く学ぶことを重視する、②反復学習を大事にする、③音読を大事にする」~元イスラエル国連大使アシェル・ナイム

日本の教育制度は制度疲労した末期的状態だと思いますが、七田眞さんの考え方・手法は強烈なアンチテーゼだと思います。状況が極度に悪化したからこそ、日本中に静かに普及していると考えることができるかもしれません。

七田式右脳教育の全てが分かる決定本! ★★★★★
これまで、数々の七田眞先生の本を読みましたが、七田式右脳教育の目指すところが、一番分かりやすく、簡潔に書かれている本だと思います。
よく、フラッシュカードをやっている、と言うと、「そんなに小さいうちから、知識を詰め込んでどうするの?」「お受験でもするの?」と、心無いことを言われ、傷つくこともありました。

でも、違うんです。この本でも書かれていますが、七田式が目指す「右脳教育」の最終目標は、「イメージ力を自由に操れること」。イメージ力が備わると、写真記憶や、計算力、速読、絶対音感なども豊かに開け、ひいては、人への思いやりにもすぐれ、発想やひらめきも豊かな人間になれるのです。

右脳が開けた状態にするために、高速でフラッシュカードを見せたり、大量に暗記をさせたりするんですよね。

いわゆる一般的な早期教育とは、一歩も二歩も違う、七田式の考え方を理解していただくための、必読本ではないかと思います。