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憲兵物語―ある憲兵の見た昭和の戦争 (光人社NF文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光人社
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「憲兵」とは。 ★★★★☆
この本は陸軍憲兵森本賢吉の生き様をよく書いていると思います。
マクロな視点のことはほとんど「分からない」として書かれていませんがミクロな視点のことは細かいところまでよく書かれていて、北支で終戦まで過ごした人なので北支の対ゲリラ戦というか北支の治安戦の様子を勉強するには必携といえます。
何にせよ我々が普段思っている「憲兵」という概念を覆すこと請け合いなのでオススメします。
「本物の憲兵」というものがわかる。 ★★★★☆
先の大戦において「憲兵」というものは、嫌われ者でしかないという見識が強かった。占領地の民衆からも国内でも、そして戦地の友軍でさえも煙たがったものであるというイメージしかなかった。しかしこの書は、そういったものを覆し、また職務を全うし公(おおやけ)のために尽くす公務員としての「兵隊」の姿が見えた。私欲では動かない、我々日本人がいま忘れかけている美しい精神も描かれている。しかもそこには「わざとらしさ」や「いやらしさ」といったものが感じられない爽やかなものがある。極悪非道な軍隊としかイメージを与えられていない旧日本軍であるが、著者のような兵士も多数いたであろうと思う。